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北川本流と小川に放流

本紙掲載日:2022-06-13
3面
アユを放流する大分県企業局の職員ら

アユ662キロ−大分県企業局と北川漁協

 大分県企業局と延岡市の北川漁業協同組合(長瀬一己組合長)が11日、本流と小川に662キロのアユを放流した。

 放流は、同企業局が行う北川ダム工事による下流域への濁水対策の一環として、2012年度から同組合の立ち会いのもと、毎年実施している。

 この日は、同企業局の職員8人と同組合員ら12人が放流を実施。八戸地区や北川漁協が設けている下赤調整ダム下流から北川町堀切(通称・猫岩)までの「友釣り特別区」など、河川5カ所で行った。

 参加者は各所を回り、トラックの荷台に積まれた大きないけすからホースでアユを放流。ホースから勢いよく飛び出して泳いでいく様子を見守った。

 長瀬組合長は「大分県企業局の取り組みには感謝している」。同企業局の工務課リニューアル推進監の本田義人さん(56)は「魚が豊かな川になってくれたら」と期待を込めた。

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