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保全活動の大切さ実感

本紙掲載日:2024-04-26
6面
高千穂町の鳥屋岳で行われた上野小中学校の地域学習。興梠会長(左)にスギ林の解説を受ける生徒ら
クマガイソウを観賞する参加者

希少植物の自生地で地域学習−高千穂・上野小中

 高千穂町立上野小中学校(末原幹大校長、83人)の地域学習が25日、多彩な希少植物の自生地として知られる鳥屋岳(同町押方、標高726メートル)であった。中学1、2年生11人が、自生地を保全・管理する高千穂森の会(興梠幸男会長、11人)の特別公開案内に参加し、理解を深めた。

 地元の環境保全活動を知り、SDGsへの理解度向上や郷土愛の醸成、進路選択などに役立てる総合学習の一環。例年は1年生対象だが、「今年も参加して学びを深めたい」と2年生の要望があり、合同参加した。

 この日は、高千穂森の会が掲げる「鳥屋岳悠久の森づくり構想」の5テーマ(水源、生産、生命、癒やし、遊学)を教わり、一般参加者約20人と一緒に出発。興梠会長(83)の案内で登頂した。

 県の絶滅危惧毅体爐吠類されているクマガイソウや開花前のキレンゲショウマをはじめ、県内では非常に珍しいという桃色のラショウモンカヅラ、鮮やかなシャクナゲといった美しい草花を楽しみつつ散策。1時間ほど歩くと、遊歩道の右手に間伐や枝切りが行き届いているスギ林、左手にそうでないスギ林が広がる地点に到着した。

 興梠会長は「間伐や枝切りが不十分だと、日光が届かないため地面に草が生えず、雨で表土が流れやすくなる」などと説明。右手の林を〃緑のダム〃、左手を〃森林砂漠〃と称し、双方の違いを目にした生徒たちは、メモを取りながら保全活動の大切さを感じていた。

 詳細は、本紙へ。

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