働きやすい職場「ひなたの極」
本紙掲載日：2022-08-26
3面
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県北５社が受賞−県北は不動産のコノハナ
働きやすい職場「ひなたの極（きわみ）」の第１３回認証書授与式は２４日、県庁であり、県内５社が認証された。県北からは延岡市恒富町、不動産のコノハナ代表の塩谷愛藍さん（３６）が河野知事から盾を受け取った。
ひなたの極は、仕事と生活の調和の実現に向けた環境づくりにおいて、特に優れた成果のあった企業などを認証する制度。県が２０１８年に創設し、今回の５社を含め４７社が認証されている。認証されると就職面談会に優先的に参加できるほか、県中小企業融資制度の優遇措置を受けられる。
従業員が全員女性のコノハナは、繰り越し分を含めて有給取得率１０９％を達成。１人当たりの年平均所定外労働時間については、同制度の加点対象となる８・５時間を大きく下回る１・８１時間を実現した。
塩谷さんは「小さい会社でも残業時間を削減できるし、有給も取得できるということを伝えられるきっかけになる。県北は女性が活躍できる土壌が育ちきってないので、私たちのような会社があることを知ってもらいたい」と話した。