談話室−１０月の天下一薪能コロナが気がかり
本紙掲載日：2022-08-23
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松下理事長と酒井副理事長
「開催を前提にしっかり準備する。薪能を通して地域への愛着、誇りを醸成していく」と話すのは、「第２５回のべおか天下一薪能（てんがいちたきぎのう）」を主催するＮＰＯ法人のべおか天下一市民交流機構の松下宏理事長（７７）と酒井修平副理事長（７２）。
今年は１０月８日開催予定だが、気がかりなのは新型コロナウイルスの感染状況。２０２０年から中止、屋内開催と異例の年が続いており、「中止はもちろん、座席数が限定される屋内でも大きな赤字。今年も屋外開催できない場合、今後の継続は無理という状況」。
延岡城址（し）二の丸広場での会場設営は、８月下旬開始の見込み。例年、多くの学生・市民ボランティアに支えられており、松下理事長らは基礎作業後、９月１７日以降の参加を呼び掛けている。
希望者は同日以降の土、日曜日に同広場へ。作業時間は午前９時〜午後５時。２人は「時間内ならいつでも大歓迎。１０月９、１０日の片付け作業もぜひご協力を」としている。
チケット料金は、指定ＳＳ席１万円、指定Ｓ席８千円、自由Ａ席５千円。予約ははがき、ファクス、Ｅメールのいずれかで受け付け中。今後、延岡総合文化センターの窓口、チケットぴあ（Ａ席のみ）、延岡城・内藤記念博物館での販売も予定している。各種問い合わせは同機構（電話延岡３３・０２４８）。
写真は（左から）松下理事長と酒井副理事長（撮影時のみマスクを外しています）。