堤防や公園などを清掃、ベンチも寄贈
本紙掲載日：2022-08-08
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琴恵光延岡後援会
大相撲の幕内力士、琴恵光関の延岡後援会（稲田義美会長）は７日、須崎町の船倉街区公園で清掃奉仕作業を行った。勝ち越したときに花火を打ち上げる同公園東側堤防で、場所の合間をみて作業を続けている。
稲田会長ら約１０人が「暑さが厳しくなる前に」と早朝からスタート。公園と五ケ瀬川の右岸側堤防で作業を行った。
公園の雑草や木の枝を剪定（せんてい）。堤防の草刈りにごみ拾いと役割を分担しながら作業。中には仕事があるからと、集合時間より前に１人で訪れて作業した会員もいた。早朝とはいえ、日差しは強かったが、声を掛け合いながら作業。約１時間にポリ袋約７０個分の草や枝、空き缶、ごみなどを収集した。
この日は同後援会から、公園に休憩用のベンチが寄贈された。３人掛けの木製ベンチで、会員の児玉建設（児玉隆代表）が製作し、さっそく木陰の下に設置された。
７月の名古屋場所で琴恵光は、５勝５敗の五分の星で迎えた１１日目から、部屋の力士に新型コロナ感染者が出たために休場。稲田会長は「不完全燃焼だった部分はあったと思うが、本人は９月場所に向けて気持ちを切り替えています。稽古相手には同部屋の力士がいますし、本人も年齢や体調を考えながら、稽古しているようです。琴恵光を支えるためにも、地元後援会もしっかり活動していかなければ」と話していた。