談話室−故郷への思いさらに強く
本紙掲載日：2021-12-28
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福岡で活躍中高橋巨典さん
福岡を拠点に活躍するフリーアナウンサーの高橋巨典さん（６１）が、夕刊デイリーに「故郷は遠きにありて思うもの」の連載を開始して４カ月。タイトル通りに故郷への思いをさらに強くしている様子だ。
３６年間勤めたＵＭＫを退社。当初は県内にとどまるつもりだったが、お隣の大分へ。テレビ大分（ＴＯＳ）で週１回の情報番組の司会を１年間務め、並行して福岡のラジオ局で同じく週１回、３時間番組に半年間出演。その後は２０２０年３月から現在に至るまで、テレビ西日本（ＴＮＣ）の情報番組「ももち浜ストア」（月−金曜）でＭＣを務めている。
ＴＮＣでは２０〜３０代の若いスタッフに囲まれての仕事で、日々いい刺激を受けているという。「若い人と一緒の仕事でここに至ってなお自分の伸びしろを感じられるようになっています」と笑顔。さらには、「民放５局で争う視聴率も好調なんですよ」。
日之影町生まれの延岡育ち。ロケなどで宮崎県の人と出会う機会も少なくないといい、「同じ福岡で頑張っている姿を見掛けるとやっぱりうれしくなります」。
座右の銘はフランスの哲学者アランの言葉「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む」。
（８面に連載のエッセー）