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談話室−10月に出版した冊子をよろしく

本紙掲載日:2020-10-29
3面

渡辺修三顕彰会の渡部新会長と熊本事務局長

 「延岡の文化向上のためにも、渡辺修三先生をもっと多くの人に知ってほしい」と話すのは渡辺修三顕彰会の会長に就任した渡部俊雄さん(80)。同顕彰会が会員らの寄稿文などをまとめ、10月に出版した冊子「詩人渡辺修三の風景」を熊本安彦事務局長(74)と共にPRした。

 渡部さんは、2013年に修三の詩碑(延岡市大野町)を建立した実行委員会とその後、15年に発足した顕彰会で副会長として尽力してきた。詩碑建立の発案から一緒に歩んできた前会長の湯浅一弘さんが任期途中の今年4月に死去したため、9月の総会を経て会長職を引き継いだ。

 渡部さんは、修三と20歳ごろから10年以上の付き合いがあったと話し「大変かわいがってもらいました。会員で顔なじみだったのも私ぐらいになりました。(会長就任は)湯浅さんから背中を押された気がする。コロナで大変な時期だが、来年5月の任期満了まで地道に活動を続けたい」と意気込みを語った。

 顕彰会の会員は約80人。毎年11月3日に地元住民らと詩碑祭を開催してきたが、今年は新型コロナ感染拡大防止のため役員のみで執り行う予定という。

 渡辺修三(1903〜78年)延岡市尾崎町出身。昭和初期に詩壇の第一線で活躍し、延岡市内の小中学校、高校12校の校歌を作詞するなど郷土の詩人として親しまれた。

 「詩人渡辺修三の風景」(A4判194ページ)は、修三との思い出や詩、顕彰活動の素朴な感想など顕彰会の会員ら84人の寄稿文を収録。修三の家系図や年譜、写真、イラストなども交えて読みやすく仕上げた。冊子は千部発行。価格は税込み2200円。問い合わせは東海幼稚園内の同事務局(箟箍35・3780)。

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