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2020年基準地価

本紙掲載日:2020-09-30
3面
商業地では県北最高の延岡市中央通2丁目

県北の最高−宅地、延岡市西小路・日向市春原町1丁目

◆商業地、延岡市中央通2丁目

 県は30日、2020年基準地価を発表した。県平均は住宅地が1平方メートル当たり2万4600円で前年と同じだが、平均変動率は21年連続で低下。商業地も29年連続の下落となった。

 上昇したのは県北2地点を含む住宅地9地点のみで、利便性や高台であることなどが理由。商業地のプラス変動はゼロだった。調査を担当した不動産鑑定士は、昨年まで8年間続いた下落率の縮小傾向が止まったと分析している。

 調査は県内295地点で実施。継続調査している291地点のうち、下落は148、変動なし134、上昇9だった。

 上昇地点があったのは7年連続だが、県北では門川町と日向市で1地点ずつ。県北の最高価格は住宅地が延岡市西小路9番5の5万7300円(前年比増減なし)、商業地が同市中央通2丁目2番7の7万4500円(同1100円減)だった。

 延岡市の住宅地は21地点(旧延岡市15、旧三北各2)で調査し、平均価格は住宅地が2万4800円で県平均を上回ったが、商業地は3万8900円で下回った。門川町平城東15番2が県内6番目に高い上昇率(1・0%)で、同8番目(0・6%)の日向市比良町1丁目116番内などとともに、利便性に恵まれた高台や区画された住宅地として、人気が高まっている。

 旧延岡市の住宅地平均は3万2500円で前年とほぼ横ばいだったが、旧三北は人口減少や高齢化の進展などで土地需要が低減し下落が続いている。

 商業地(10地点)は県北最高を擁する旧延岡市7地点の平均が県平均を7900円上回る5万1300円。旧北浦町(1地点)は1万3200円、旧北方町(同)と旧北川町(同)は9000円を切った。

 日向市の住宅地は10地点(旧日向市8、旧東郷町2)で調査し、平均は2万3000円。最高は春原町1丁目84番の3万8300円。平均は旧日向市が2万7700円、旧東郷町は4100円だった。

 商業地(6地点)は県平均を1500円下回る4万1900円。旧日向市5地点の平均が4万8300円。旧東郷町は9600円だった。

 門川町は住宅地(4地点)の平均が1万5200円、商業地(2地点)平均は2万5700円。高千穂町は住宅地(2地点)1万6400円、商業地(2地点)3万300円だった。

 県平均は住宅地(165地点)が増減なしで、全国順位も37位と変動なし。商業地(91地点)は300円下がり、42位のまま。県内最高価格は、昨年から対象となった商業地の宮崎市橘通西3丁目の「吉田ビル」で26万7000円だった。

■基準地価

 毎年7月1日時点の調査地点における土地1平方メートル当たりの価格。都道府県が調査し、国土交通省が取りまとめて公表する。同省が1月1日時点で公表している「公示地価」と並び、土地取引の目安となる。

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