夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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元気な子牛育てたい
国道218号津花トンネル近くで母牛と子牛計42頭を養う。
「私から牛を取ったら何も残らないほどこの仕事が好き。天職だと思っています」
熊本県山都町の繁殖農家に生まれ、物心ついたときから牛がそばにいた。「もっと深く知りたい」と宮崎大農学部に進学。
「当時、鳥取であった全国和牛能力共進会で宮崎が日本一に輝いたこともあり、学ぶならここと決めました」
肉質と生育環境の関係性などを研究していた3年時、本県を襲った口蹄(こうてい)疫で30万頭近い牛や豚が犠牲となった。畜産王国存亡の機に、「微力ながら手助けを」と思っていた頃、家畜人工授精師の今の夫と知り合う。
卒業した2012年に結婚し、三つある牛舎を行き来する生活が始まった。この間、3人の子どもを授かったが、仕事、子育てとも手抜きは一切なし。
「朝5時ごろに起き、子どもを学校や保育所に送った後は牛の世話。餌やり、牛舎の掃除など休む暇がありません。夜は洗濯、宿題を見たりもします。睡眠は5時間ほどですが、若さで頑張っています」
最近、長女が通う小学校で牛肉が食卓に届くまでの流れを話す機会があった。口蹄疫で被害を受けた農家のために募金集めなどをした経験を踏まえ、命の大切さ、命をいただくありがたさを説いた。
「皆、真剣に聞いてくれた。チャンスがあれば、こうした食育活動を続けたいですね」
今では地域に溶け込み、競り会場で子どもを世話してくれたりなど応援してくれる人が増えたという。
「これからも今まで通り、肥育先などに喜んでもらえるような元気な子牛を一頭でも多く育てたい」