特殊詐欺の被害防ぐ
本紙掲載日：2020-09-01
3面
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ファミリーマート延岡卸本町店・店長に署長感謝状−延岡署
うそ電話による特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、延岡署は２８日、ファミリーマート延岡卸本町店店長の�眦長�美さん（４６）に署長感謝状を贈った。
同署によると、�眦弔気鵑蓮�同店で電子マネーを購入しようとした延岡市内の７０代女性に理由を確認。「資産家から１億８千万円の配布がある」という携帯電話のショートメッセージを女性が信じていたため、うそ電話詐欺とみて購入をやめさせ、被害を未然に防いだ。
同署で行われた贈呈式では、鍋倉幸次署長が�眦弔気鵑亡脅嫋�を贈り、「（女性に）声を掛けていただいたおかげで被害を食い止めることができた。ありがとうございました」と述べた。
�眦弔気鵑蓮峽搬單渡辰鮓�せていただき、メッセージの内容を見ておかしいと感じ、『これは詐欺ではないですか』とお声掛けをした。今後も積極的にお声掛けをしていきたい」と話した。
県警のまとめによると、今年の特殊詐欺認知状況は６月末現在、県内で５件（前年同期比５５・６％減）、被害額３８３万円（同８０・８％減）。このうち４件で６５歳以上の高齢者が被害にあっている。交付形態別では、電子マネー型が２件で被害額１３３万円。
警察庁のまとめによると、全国では５月末現在、認知件数５７２９件（前年同期比１３・１％減）、被害額は１０６億７千万円（同１５・３％減）に上る。