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つなごうプロジェクト−いわき市で水仙咲く

本紙掲載日:2020-04-22
7面
福島県いわき市で咲いた水仙(提供写真)。後方は、震災の時、奇跡的に残った稲荷神社のやしろ。左は、震災後に再建された秋葉神社のやしろ
秋葉神社のやしろの隣に追悼伝承之碑が建てられている(提供写真)

延岡からの支援金で球根購入

 延岡市の市民グループ「つなごう!延岡・いわき支援プロジェクト実行委員会」が昨年3月15日に開いたイベントで集まった支援金が今春、福島県いわき市で水仙の花となり、復興へと向かう被災地で元気に咲いている。現地の様子を知らせる手紙を受け取った延岡市の西垣昌代さん(同委員会音楽部代表)は「今のこうした世の中で、花の写真はとてもうれしかった」と、今も続く縁を喜んだ。

 同委員会が昨年開いたイベントは、東日本大震災の語り部として活動する主婦の石川弘子さん(いわき市久之浜町)の講演会。被災直後から撮り続ける写真と動画を交え、津波や原発事故の恐ろしさを生々しく伝えた。

 会場で聴講者から寄せられた支援金は2万2707円。これを、津波とその後の火災から奇跡的に残った「稲荷神社」の環境美化に役立ててもらおうと、講演後、石川さんに渡していた。

 同所周辺は震災で大きな被害を受けたが、同神社のやしろだけが奇跡的に残っていた。その後、津波で流されていた鳥居を捜して戻した。境内には教訓を刻んだ追悼伝承之碑が建てられている。また、同神社の隣の秋葉神社のやしろも再建された。

 支援金を受け取った石川さんは仲間たちと話し合い、昨年秋に水仙の球根を購入し、鳥居周辺や神社前の道路沿いに植栽。暖かくなってきた今月、白や黄色の花を咲かせた。

 本来であれば、きのう来延して中学校で防災講話をする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。19日に西垣さんの手元に届いた手紙と写真には、来延中止を残念がる内容と共に「今年の秋にまた水仙を植えていきたいと思います。本当にありがとう」と前向きな言葉が記されていた。

 西垣さんは「本当にうれしかった。寄付してくださった方も思い出してくれるのではないでしょうか」と話した。西垣さんは震災から10年を迎える来年3月11日の慰霊祭に合わせて、いわき市を訪問する計画という。

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