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スギ平均価格初値、7年連続1万円台

本紙掲載日:2020-01-07
3面
県内外の製材業者などが参加した新春初市

新春初市−東郷林産物流センター

 県内7市場のトップを切り、県森林業組合連合会(長友幹雄代表理事会長)の新春初市が6日、日向市東郷町の東郷林産物流センターであった。丸太生産量28年連続日本一を誇る県産スギの平均価格初値が1立方メートル当たり1万円。ヒノキが同1万3千円で、7年連続の1万円台となった。

 初競り前の式典であいさつに立った長友代表理事会長は、再造林対策や担い手の確保などの課題はあるとした上で、「美郷町に開講したみやざき林業大学校が大きな力となってくれるはず」と期待。また、昨年の県森連の木材価格は平均価格(4〜12月)が1万600円で前年同期間比より400円安だったと伝え、「高値の入札をお願いします」と呼び掛けた。

 初市には、県北を中心に大分県の買方業者や製材業者など約150人が出席。耳川流域を中心としたスギとヒノキ約3500立方メートルが競りに掛けられ、業者が価格を書き込んだ入札票を担当者に手渡し落札した。スギにご祝儀価格の1万6500円(最高値)の値が付くと、歓声が上がっていた。

 長友代表理事会長によると県内の木材の流れは、活発な生産活動が続き出荷量は増えている。一方、売りづらいとされる大きな材が増えていることや、米中貿易摩擦による影響により、価格は横ばいからやや下げの状態。当分は同価格帯が続く見込みという。

 初市に出品された木材は約3000立方メートルがスギ、約500立方メートルがヒノキで、ヒノキの最高値は1万8000円だった。

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