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22日から医療緊急警報

本紙掲載日:2022-09-22
3面

県独自レベルを引き下げ

 河野知事は21日、県独自の医療非常事態宣言を引き下げ、22日から医療緊急警報へと移行すると発表した。期間は当面の間。同宣言終了に伴い、国のBA・5対策強化地域指定も終了する。21日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定した。

 1日当たりの新規感染者数は、8月24日から今月21日まで28日連続で前週の同じ曜日を下回っている。病床使用率も低下し、医療提供態勢への負荷が軽減されていることから引き下げを決めた。

 同宣言終了に伴い、自宅療養者初期治療センターは25日で運営を休止。宮崎港で実施していた抗原検査キットの直接配布も、同日で終了する。ただし、オンラインで陽性者登録センターに申請した場合は、郵送での配布を行う。

 22日からの行動要請は会食、外出などについては緩和。会食はすべての飲食店利用に際し1卓4人以下、2時間以内だったものを、ひなた飲食店認証店利用の場合に限って緩和。ただ、大人数かつ長時間の会食は控えるよう求める。

 外出、移動については、「家族などいつも一緒にいる身近な人と」という要請を解除し、イベントも「慎重な判断の上、延期できるものは延期を」という方針を取り下げた。

 一方で知事は「安全宣言でもコロナがゼロになったわけでもない」と強調。「毎日数百人の感染者が確認され、高齢で基礎疾患を持たれる方の死亡の報告もなされている状況だという緊張感を持ってほしい」と訴えた。

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