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小物から大作まで250点

本紙掲載日:2022-09-22
8面
25日まで開かれているキルトショップログハウスの「パッチワーク・キルト展」

パッチワーク・キルト展−25日まで

 延岡市永池町のパッチワーク教室「キルトショップログハウス」(堤和子代表)の作品展「第32回パッチワーク・キルト展」が、22日から延岡総合文化センター展示室で始まった。25日まで。午前10時〜午後5時(最終日は同4時30分)。

 入門者から30年以上のベテランまで55人が、バッグなどの小物から壁一面を覆うような大作まで約250点を出品。「秋の彩り」をテーマにしたコーナーでは、紅葉やコスモス、十五夜のほか、6人の作品をつないで描いた夕暮れの街並みなど、風情あるモチーフや色合いの作品が並んでいる。

 山之内せい子さんは、白生地に縫い目だけで繊細な模様を描き、愛好家が「一度は作ってみたい」と憧れる「ホワイトキルト」を出展。堤代表らベテランが手掛けた約2メートル四方の大作は来場者の関心を集めていた。

 会場では会員手作りの手提げや小物入れ、コサージュなどを持ち寄った恒例のチャリティー販売もあり、今回の売り上げは地元に大きな被害をもたらした台風14号被災者への義援金として寄付するという。

 90歳の有村道子さんと91歳の興梠美生子さん(ともに延岡市)の年長者が丹精したベッドカバーも見事で、堤代表は「元気をもらいに、ぜひご来場ください」と呼び掛けている。

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