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地元の海を盛り上げたい

本紙掲載日:2022-09-13
8面

シュノーケリングと海岸清掃−浦城町

◆延岡星雲高の3年生3人

 総合的な学習の「探究活動」で、自然をテーマに活動している県立延岡星雲高校(西依功校長、486人)の3年生3人は8月25日、延岡市浦城町の浦城海水浴場近くで、シュノーケリングとビーチクリーン活動を行った。延岡マリンスポーツ(高橋勝栄店長)協力。

 参加したのは、探究活動のメンバー17人のうち、岩室優さん、有田直輝さん、濱田敏輝さん。3人は延岡の海に多くのプラスチックごみが廃棄されていることを知り、地元の海を盛り上げるため、ごみを減らすことを目標に活動しているという。

 この日はシュノーケリングを前に、高橋さんから泳ぎ方や魚の観察の仕方について説明を受けた。延岡の海にはクマノミやチョウチョウオ、カエルアンコウなどカラフルな生き物やサンゴが生息しており、海に入った生徒たちは隅々まで観察した。

 その後、海岸沿いを歩きながらビーチクリーン。燃えるごみと燃えないごみとを分けて拾い集め、終わる頃にはポリ袋がいっぱいになり、高橋さんは「ボランティアに限らず、水中で見つけたごみは拾ってほしい」と呼び掛けた。

 有田さんは「これからもSDGs(持続可能な開発目標)のような、地元の自然に触れることができるボランティアに積極的に参加したい」、岩室さんは「この自然の豊かさに気付いてもらうには、シュノーケリングなど実際に体験してもらうことが一番」と話した。

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