夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
旭有機材、即戦力確保へ−単独で就職説明会
世界的な半導体需要の高まりで、国内外の関連メーカーでは激しい人材獲得合戦が繰り広げられている。県北でも主力企業の旭有機材(本社・延岡市中の瀬町、中野賀津也社長)が3日に延岡総合文化センターで単独の就職説明会を開き、即戦力を確保しようとPRに努めた。
もともと、幅広いものづくりの分野で欠かせなくなっている半導体だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を契機としたデジタル化とそれに伴うインフラ整備の加速、各国の緩やかな経済回復を受け、需要が一気に上昇。「半導体を制する者が世界を制する」とまで言われる時代を迎えている。
旭有機材も半導体製造の設備に必要な精密バルブをはじめ、いずれの事業も活況を呈しているが、「注文に製造が追い付かない」と人事担当者。うれしい悲鳴ながらも、労働力の確保は全社的な命題となっており、年間を通して求人活動に注力している。
こうした中で地域雇用に大きな影響を与えているのが、世界最大手の半導体メーカー台湾積体電路製造とソニーグループの合併会社JASMが熊本県で進めている新工場建設。新工場は2000人規模の雇用を計画しており、そのしわ寄せで県北企業の人手不足にも拍車が掛かっている。
旭有機材は2018年にも生産体制拡充のため、独自に2度の就職説明会を開いたが、担当者は「今回はそのとき以上に危機感がある」と話す。知名度で劣る地方企業には〃売り手市場〃の就職活動で、より大手メーカーへの偏重が強まる懸念が付きまとうからだ。
そこで同社は今回、地元に軸足を置いて県北エリアの求職者に対する呼び込みに注力。新型コロナの感染対策を徹底した上で、年齢や経験を問わず門戸を広げ、部門ごとの面談ブースではそれぞれの主要製品を並べて触れてもらいながら、世界レベルの技術力をアピールした。
グループ企業のエーオーシーアセンブル(同町)も出展し、整形、加工、組み立て、手作業、計画、メンテナンスなど、幅広い仕事の選択肢があることや、予備知識や経験がなくても入社後に学びながら技能を身に付けられる安心感をPR。健康経営やIT導入による負担軽減など、働きやすい職場環境づくりに努めていることなどを、丁寧に説明していた。
市内から訪れた60代男性は、「前の仕事を先月で定年退職したが何もしないと体がなまるし、パート従業員も募集しているというので来てみました。作業内容など理解できたので、今月の職場見学会にも足を運びたいと思います」と手応えを得た様子だった。
会場ではその場で希望者の顔写真を撮影して、後日開く会社見学会と面接用の履歴書を自動作成するサービスも提供。旭有機材人事部の兼松孝一人事グループ長は、「まずはこうした機会を通して地元の方に弊社のことを知ってもらい、一人でも多くの方が関心を持って一緒に働いていただけるきっかけになれば」と期待していた。