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希少植物、愛らしく

本紙掲載日:2017-10-03
1面
サクラタデ
ナガバノウナギツカミ
サデクサ

北川湿原で見頃−延岡

 環境省の「ラムサール条約湿地潜在候補地」などに指定され、学術的に極めて価値が高いとされる延岡市北川町の北川湿原で、タデ科の希少植物がかわいい花を咲かせている。
 
北川湿原は家田、川坂湿原の総称で広さ20ヘクタール。絶滅危惧種の動植物が70種類以上生息する。中でもタデ科の植物が多く、開花期の10月は観察に最も適した季節という。
 
 群落を形成しているのは、県絶滅危惧毅僧爐痢屮汽妊サ」と同「ナガバノウナギツカミ」。どちらもコンペイトーのような形の花がピンクや赤に色づき、まるで小さなお花畑のように湿原を彩っている。

 直径5〜7ミリの桜によく似たピンク色の花を咲かせる「サクラタデ」は人気の植物。花言葉は「愛くるしい」。その通りのかわいらしい姿で見る人を和ませる。

 家田湿原では9月30日、市や地元の守る会主催の観察会があり、子どもを含む35人が県環境保全アドバイザー・成迫平五郎さん(74)=平原町=の案内で家田川沿いを散策した。

 初めて湿原を訪れたという女性は「タデ科の花がかわいい。珍しいトンボも見られて勉強になった」と話していた。


成迫さん(右端)の案内で家田湿原を散策する観察会の参加者
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