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本社で職場体験−東海中2年生が記者体験

本紙掲載日:2017-07-05
9面
第14回平和祈念資料展会場で丸山館長に話を聞く永田君(左)と小川君

引揚げ、抑留の厳しい状況−第14回平和祈念資料展

 延岡市東海中学校(金子正志校長)2年生の永田琉翔君と小川秦弥君が4日から6日まで夕刊デイリー新聞社本社で職場体験を行っています。4日は、延岡市立図書館(丸山奈緒美館長)で行われている「第14回平和祈念資料展」を取材しました。2人の記事を紹介します。


◆「戦後も生きるための戦いが」延岡市東海中学校2年・小川秦弥

 今回取材した平和祈念資料展では、太平洋戦争が終わった後、シベリアや満州、北朝鮮にいた日本人の様子を撮影した写真や絵などがありました。その中でも特に北朝鮮の資料は驚くことがたくさんあり興味を持ちました。

 終戦時に北朝鮮で暮らしていた一般の日本人は27万人から28万人です。その苦労は北朝鮮に侵攻してきたソ連軍によってもっとひどくなっていきます。

 北朝鮮の様子を撮影したものでは、母親の死体の横で幼児が泣いている写真などがあり、この当時これほど悲惨な状況になっていたということが分かります。

 このころの北朝鮮では生活手段のない老人や女性、子どもなどが多く、各地にできた日本人民会の援助を受けて難民生活をしていましたが食料や衣類の不足、伝染病などで多くの死者が出ました。死を待つより危険を冒してでも北朝鮮から脱出しようとした人たちもいました。

 このような人たちの中に、森永トミエさんがいました。森永さんは、昭和15年2月に夫に連れられて北朝鮮に行きます。その5年後、夫は出征。1カ月後に次男の勇二さんが生まれましたが敗戦を境に生活がガラリと変わり、勇二さんは昭和21年3月23日、生後たったの8カ月で骨と皮になり息を引き取りました。

 この時、森永さんは内地に長男の悦郎さんを連れて帰ろうとします。女性と子ども200人くらいの団体で国境を越え、引揚船に乗って無事に帰国しました。

 写真や森永さんの話からも分かるように、戦後にたくさんの日本人が北朝鮮から日本に戻ってきています。

 戦争というものは勝っても負けても結局民間人に被害を与えてしまいます。延岡市立図書館の館長である丸山奈緒美さんは「戦争は、戦時中だけでなく戦後にも生きるための戦いがある」とおっしゃっていました。

 このようなことがまた起きないように戦争のことを考えていきたいと思います。


◆延岡市東海中学校2年・永田琉翔

 今回の平和祈念資料展は、戦後、シベリアに抑留された人たちと北朝鮮、満州から引揚げた人たちの苦労を取り上げた展示です。寒さや食糧不足の中、シベリアで労働をさせられた日本人の様子などが分かります。

 立花信男さんが描いた「氷点下三十度の路線工事」の絵があります。日本では、ほとんど観測されない低い気温の中で作業を行っている絵です。ソ連のシベリアに無理に引き留められている抑留者は、原生林で伐採、採炭、鉄道敷設、建築作業などのさまざまな労働をさせられていました。

 1年目の冬はシベリアでは記録的な寒さになりました。また、ウクライナ穀倉地帯がドイツとソ連の戦場になったことからソ連国内でも食べ物が不足していました。吉田勇さんが描いた「幻覚」は、食糧が無いという悲しさを表現しています。この絵も展示されています。

 無事に冬を越した抑留者たちは、収容所での生活が長期に及ぶことに備えて、日常生活の必需品を作業の合間に作ったそうです。海江田英次さん(鹿児島県)は故郷での食事を思いながら木製のスプーンを手作りしたそうです。このスプーンも展示されています。

 ほかに喫煙用具や将棋などの娯楽品を作り始めたそうです。特に生活用品は、生きる希望を持つためにも作ったそうです。

 延岡市立図書館の館長の丸山奈緒美さんは「もう二度と戦争が起きないよう悲惨さを後世に伝えていきたい。みなさんに知っていただきたいので平和祈念資料展を開催しています」とおっしゃっていました。

 僕は資料展や丸山さんのお話を聞いて、戦争はしてはいけないと思いました。9日まで開かれている平和祈念資料展に来ていただきたいです。皆さんにも知ってもらいたいと思います。

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