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さらなる保護へ−国の天然記念物カンムリウミスズメ

本紙掲載日:2017-03-20
1面
絵本「カンムリウミスズメ絵物語」の朗読会
カンムリウミスズメの実物大ぬいぐるみの付いた帽子をかぶり、参加者からの質問に答える中村豊さん
町民を代表し、カンムリウミスズメとの昔の関わりを回顧する霤捗┛譴気

世界最大の繁殖地門川町の枇榔島−研究者が発表

◆慎重なモニタリングを
子育て雄の負担が大
捕食するカラスを減らそう

 門川町の枇榔(びろう)島を世界最大の繁殖地とする国の天然記念物カンムリウミスズメを守ろうと18、19日、同町のクリエイティブセンター門川でシンポジウムがあり、国内外の研究者ら14人が最新の研究成果などを発表。さらなる保護の取り組みに向け、町民と思いを一つにした。主催は同シンポジウム実行委員会(実行委員長=大槻都子・海鳥保全グループ代表)。

 カンムリウミスズメはウミスズメ科の一種。個体数は推定で2600〜4700ペアと少なく、現在、日本と韓国の海岸線25カ所で繁殖が確認されている。米国内務省の上席生物研究員、ジョン・F・パイアットさんは「個体数が少なく、繁殖地が限られているがために、絶滅の高いリスクにさらされている」とし「カンムリウミスズメを将来に残していくためには、慎重にモニタリング(追跡調査)を続けていく必要がある」と指摘した。

 世界最大の繁殖地である枇榔島で約30年、カンムリウミスズメの個体数調査などに取り組んでいる中村豊さん(NPO法人宮崎野生動物研究会副理事長)は、平成2年から昨年までに700羽以上の成鳥の足に標識リングを装着。その成果の一部を紹介した。

 繁殖期の雄雌の体重の変化を調べたところ、雌雄とも前半に高く、後半には減少することが分かった。雌は産卵に伴う減少が考えられるが、なぜ雄まで減少するのか。中村さんは「カンムリウミスズメは雄雌で交代しながら抱卵する。例えば、そのサイクルが雄は3日、雌は2日だとすると、雄の負担が大きいことが証明できる」と推測。今後の研究課題という。

 米国ポモナ大学の生物学部門准教授、ニーナ・J・カーノフスキーさんは中村さんらと共に昨年、枇榔島の11カ所にモーション検知カメラを設置し、カンムリウミスズメの捕食者を突き止めた。

 これまで考えられていたハシブトガラスに加え、ハシボソガラスによる捕食が明らかとなり「想定外だった」と報告。「カラスは人間の出すごみを狙って寄ってくる。ごみを減らすことでカラスも減らせる」とし「釣り餌などの処理について、釣り人と一緒に考えていくべき」と提言した。

 また、町民を代表し、漁師(庵川漁業協同組合)の霤捗┛譴気鵑眦价邸「子供のころは枇榔島だけでなく、その周辺の岩場でもよくカンムリウミスズメを見た。巣の中に手を突っ込んで卵を採って遊んだり、カンムリウミスズメの足にひもを結び付けて一緒に泳いだり、それくらい身近な存在だった」と回顧。「だけど10年くらい前から、ずいぶん数が減ってきたと感じている。昔のように、船を出せばいつでも見られるようになることを願っている」と語った。

 シンポジウムは通訳付きで進行。町民など約250人が参加し、カンムリウミスズメの現状や今後の課題について理解を深めた。参加者から研究者への質問タイムや、町制施行70周年を記念し制作された絵本「カンムリウミスズメ絵物語」の朗読会もあった。

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