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名称に「大崩山」を

本紙掲載日:2016-05-27
1面
エコパークの名称などについて協議した宮崎県側の推進協議会(延岡市役所)

大分県側と協議へ−祖母傾エコパーク

◆宮崎県側の推進協が総会

 宮崎、大分両県にまたがる祖母傾山系のユネスコエコパーク(生物圏保存地域)登録を目指す宮崎県側の推進協議会(会長・岩本俊孝宮大名誉教授)は26日、延岡市で総会を開き、エコパークの名称に「大崩山」を追加する方向で大分県側と協議することを確認した。

 2月に両県の推進協議会が提出した申請書案では、名称を「祖母傾ユネスコエコーパーク」としていた。これに対し、日本ユネスコ国内委員会(事務局・文部科学省)の「MAB計画分科会」から「名称に大崩山を入れるべき」「そのままでよい」との両方の意見が出されたという。

 総会では、延岡市の岩本真一副市長が「大崩山の名称が加わることで地域のモチベーションにつながり、エコパーク全体のブランド価値が高まる」などと名称追加を求めた。環境省希少野生動植物種保存推進員の成迫平五郎委員は「大崩山は祖母傾と山塊の形成や植生が異なる。大崩山の名を併記してほしい」と述べた。

 名称に大崩山を追加する方向で委員の意見が一致したことから、同協議会は今後、大分県側と早急に協議・調整する考え。また、分科会の所見に沿って申請書案を修正し、8月上旬までに国内委員会会長宛てに和文・英文の申請書を提出する。同下旬に国内推薦の可否が決まり、早ければ来年夏ごろの登録決定が見込まれている。

 エコパークの対象地域は、宮崎県側の延岡市、高千穂、日之影町、大分県側の佐伯、豊後大野、竹田市の6市町にまたがる広さ約25万2259ヘクタール。この日の総会では、6月5日に延岡市の九州保健福祉大で開く研修会、11月26日に豊後大野市で予定している関係6市町合同のシンポジウムやイベントなどの事業計画を決めた。

 総会後、岩本会長は「分科会の所見への対応はほぼできている。今後はエコパークの目的を発信する事業が大事になる」と述べた。

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