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インドの医師が延岡で研修

本紙掲載日:2024-02-27
3面
延岡で研修したインドの医師と佐藤理事長(前列)ら病院スタッフ(あたご整形外科)

人工股関節置換術など見学

 日本の進んだ医療技術を学ぼうと、インドの青年医師3人が24日までの5日間、延岡市に滞在して、県立延岡病院や愛宕町のあたご整形外科などで研修に励んだ。

 来延したのは、整形外科のティラック・ラジ医師(33)とエスワール・ラマクリシュナン医師(30)、内科のマユリ・チャンドラセーカー医師(27)。人工関節手術で日本トップクラスの実績を持つ神戸市の岩崎安伸医師(あんしん会会長)が、インドの医療機関から要請を受けて訪日した。

 さらに、岩崎医師が15年近く親交のあるあたご整形外科の佐藤信博理事長(延岡市医師会長)を頼って、延岡研修が実現。研修医3人は13〜19日に東京や大阪の医療機関で体の部位ごとに処置法を学び、県立延岡病院とあたご整形外科では人工股関節置換術や腱(けん)移行術などを見学した。

 22日には、あたご整形外科で、5千症例以上をこなしている木屋博昭院長の人工股関節・膝関節置換術に立ち会い、ティラック医師は「わずか40分という手術の早さに驚いた。スタッフ同士の連携もすばらしくスムーズだった」。エスワール医師も「神の手のようだった」と驚き、「手術機材や電子カルテといった技術も進んでいる」と感心しきりだった。

 一方、マユリ医師は延岡こども発達支援センターさくら園(古城町)や介護老人施設のべおか老健あたご(中島町)などを視察。このうち、さくら園については「インドでは先生がマンツーマンで接する施設はなく、子どもたちが幸せそうに過ごしていたのがとても印象的だった」と振り返った。

 指導した木屋院長は「技術はある程度こなせば身に付くが、これだけ意欲があればさらに成長できるだろう」。同病院の塩川徳副院長は、今回見学してもらった手術患者が80代の高齢者だったことに研修医が驚いていたことに触れ、「インドは人口が世界一なので、今後訪れる高齢化に貢献できれば」と期待した。

 また、同病院で局所麻酔を担っている九州保健福祉大学臨床心理学部の吉武重徳教授も、「日本で学んだ多くの経験をインドの医療に役立ててほしい」と激励。研修医たちは、佐藤理事長をはじめとする延岡の医師らの温かいもてなしに感謝の言葉を繰り返した。

 一行は高千穂観光も楽しみ帰国。「もっと日本で学びたい」「10年後には日本の先生たちのような手術ができるようになって、インドで第一人者と言われるような医師になりたい」などと意欲を語りながら延岡を後にしていた。

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