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第21回ジュニア科学者の翼

本紙掲載日:2023-09-06
3面
研究内容を発表する「ジュニア科学者の翼」参加生徒たち

中学生が研修の成果発表

 野口遵顕彰会(吉玉典生会長)の派遣研修事業「第21回ジュニア科学者の翼」の報告会は2日、延岡市旭町の旭化成向陽倶楽部であり、派遣された中学生が研修で得たテーマに沿って研究内容を発表した。

 県北の中学2年生12人が参加し、8月22日から3泊4日の日程で東京を訪れ、各種研究機関などを見学。帰延した生徒たちは、大別された三つのテーマごとにグループをつくって研修成果をまとめた。

 3グループが自作の資料を提示しながら研修成果を披露した。

 「ものづくりに生かされる科学技術」グループは「ものづくりの歴史」と題して、東芝の創業者として知られる田中久重氏が1851年に製作し、和時計や洋時計、月齢など七つの機能を持つ「万年時計(万年自鳴鐘)」を紹介。

 先人の想像力や努力の成果を示しながら「今を生きる私たちにも物事をより良くする探究心が求められている」とした。

 「人類の夢、未来をつくる科学技術」グループは「AI(人工知能)・発電」と題し、AIやアンドロイド、ロボットとの共存、核融合発電の有用性に言及。「より良い未来に向けて研修で学んだことを生かしていきたい」とまとめた。

 「医療の発展に貢献する科学技術」グループは、「現代の医療と科学技術」について発表。体内の結石を外科手術なしで砕くESWL(体外衝撃波結石破砕療法)などを紹介し、「医療の発展には科学技術が欠かせないことが分かった。都市部だけでなく地方でも最新の医療が行き届くようになってほしい」と結んだ。

 会場ではこのほか、12人全員による個人研究の発表も行われた。

 派遣先の野口研究所が研究を進めている「糖鎖」の抗ウイルスに関する可能性について発表した安藤百合子さん(13)は「たくさんの学びを得られました。12人の仲間との思い出は一生もの。この研修をこれからの生活に生かしていきたい」と夏休みの貴重な体験を振り返った。

 吉玉会長は「研修生の中から国際的に活躍される人も出てくると思います。
 
 延岡の良さを各地で語れるようになってほしい」。来賓の白井博史野口研究所理事長は「夢の実現のため志を高く持って努力を続けていってもらいたい」と生徒たちを激励した。

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