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架空請求詐欺−男性2人の被害防ぐ

本紙掲載日:2023-05-06
3面
延岡署から署長感謝状を贈られた(右から)三浦さん、小向さん、松田さん。左は黒瀬署長

コンビニ2店舗、3人に署長感謝状

◆様子から「おかしい」と判断

 延岡警察署(黒瀬信太郎署長)は4月28日、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)の被害を未然に防いだとして、セブンイレブン延岡大貫町2丁目店の松田奈美店長(40)、ファミリーマート共栄あたご山店の小向英可店長(45)とパート従業員の三浦容子さん(69)に署長感謝状を贈った。贈呈式は署長室であり、黒瀬署長が感謝状を手渡した。

 3人は両店舗で、高額な電子マネーを購入しようとする男性に対応。それぞれ詐欺に遭っている可能性が高いと判断し、警察に通報したことで、男性2人の被害を未然に防ぐことができた。

 このうち、セブンイレブン延岡大貫町2丁目店の松田店長は、4月13日午後4時ごろに80代男性に対応。男性はこの日、自宅のパソコンに「トロイの木馬スパイウェア」などと表示され、機器が作動しなくなったことから、画面に記された電話番号に電話をかけ、片言の日本語を話す男から解決費用として5万円分の電子マネーを購入するよう指示されていた。

 松田店長は当時について「男性は電話口の相手を信じ切っていた様子で、説得が大変だった。通報すると、警察の方々が親身に対応してくださって、サポートが心強かった」と振り返った。感謝状を受け「何より、男性が被害に遭わなくて良かった」と笑顔。「詐欺かどうかの見極めは非常に難しいと思うが、今後も、この経験を店内で共有するなどして、被害防止に努めていきたい」と話していた。

 ファミリーマート共栄あたご山店の小向店長と三浦さんは4月14日午後9時ごろに60代男性に対応。この男性も同じく、自宅のパソコンに「トロイの木馬に感染しました」などと表示されたことから、画面の電話番号に電話をしたところ、片言の日本語を話す男にパソコン修理のサポート代として4万円分の電子マネーを購入するよう指示されていた。

 初めに接客した三浦さんが電子マネーの利用目的を尋ね、不審に思ったことから小向店長に相談。小向店長が男性に詐欺の手口であることを説明し、販売を断った。

 小向店長は「去年も、高額な電子マネーを購入しようとするお客さまがいて、その時は最後まで説得することができなかった。自分自身も悔しい思いをしていたので、今回は未然に防ぐことができて本当に良かった」と一安心。三浦さんは「忙しかったら、ついついそのまま販売していたかも、と思うと今でもぞっとする。声掛けの重要性、特殊詐欺の怖さを身をもって感じた」と話していた。

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