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4年ぶり開催、大人歌舞伎の桜公演

本紙掲載日:2023-05-01
3面

見物客大勢感動久しぶり−日之影町

◆保存会17人が熱演

 日之影町大人(おおひと)集落に伝わる郷土芸能「大人歌舞伎」を上演する「第11回桜公演」が4月29日、同町岩井川の大人歌舞伎の館であった。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開催され、ひしめく見物客が、同保存会(山本唯仁会長、17人)演じる迫力の芝居に見入った。

 大人歌舞伎は九州唯一の農村歌舞伎として1995年3月、県無形民俗文化財に指定された。安土桃山時代に岩井川地方一帯を善政で治めつつ非業の最期を遂げた武将・甲斐宗摂の愛した芝居を農民が演じ、弔うことで広まったとされる。

 この日は、開演に先立つ祝儀の舞「寿三番叟(さんばそう)」で幕が上がり、主君・織田信長を討った明智光秀の悲劇「絵本太功記十段(尼ケ崎の段)」、兄・頼朝に追われる源義経を守ろうと、素性を疑う関守相手に機転を利かす弁慶の物語「勧進帳(安宅新関の場)」へと続いた。

 見物客は、軽快な祭りばやしや伸びのある語り節とともに繰り広げられる演目の世界に没頭。華やかな衣装をまとい、力強くも優雅に立ち回る演者の姿に惜しみない拍手と声援を送った。

 元保存会員という馬場久吉さん(84)=同町岩井川=は「久しぶりの公演だったのでとても感動しました。私たちが現役の頃より上手だし、これからも頑張って続けてほしい」とにっこり。

 山本会長(71)は「ようやく公演ができる状況になり、温かい拍手と声援を頂けて本当にうれしい。中山間の人口減少は深刻化する一方ですが、継承活動を通して少しでも集落を盛り上げていきたい」と話した。

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