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高千穂神社−霜よけの神事・猪々掛祭

本紙掲載日:2022-12-27
3面
高千穂神社で行われた「猪々掛祭」

鬼八眠らせ歌、笹振り神楽を奉納


 高千穂神社(後藤俊彦宮司)に伝わる霜除けの神事「猪々掛(ししかけ)祭」が25日、高千穂町三田井の宮内であり、氏子ら約40人が五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。

 神話の時代、神武天皇の兄で同宮の祭神「三毛入野命(みけいりのみこと)」が高千穂地方で悪行をしていた荒神「鬼(き)八(はち)」を退治した伝説に由来する古神事。鎌倉時代が起源とされ、毎年、旧暦の月3日に行われている。

 神事では、町内で仕留められた約60キロのイノシシ1頭と大小二つの木鉢に盛られた新穀を供えた神前で、後藤宮司ら代表7人が高千穂神楽の原形とされる「笹(ささ)振り神楽」を奉納。三田井地区神楽保存会の太鼓と笛の音に合わせ「しのべやたんぐあぁんさありやさそふまあどかやささふりたちばな」を詠唱する「鬼八眠らせ歌」を唱えながら、両手に持った笹を振った。

 伝説では、蘇生を防ぐため3カ所(現・高千穂町三田井)に埋葬された鬼八の怨念が早霜を降らせるなどしたため、霜が降る頃になると乙女をいけにえにささげていたが、天正年間、高千穂地方を治めていた中崎城主(現・日之影町)甲斐宗摂の献策で、鬼八の好物だった猪肉を供えるようになったとされている。

 後藤宮司(77)は「災いの意味合いが多岐にわたる現代において、年々猪々掛祭の意義も深まっていると感じる。この祭りを通して皆さんが有意義な一年を締めくくり、前進ある良き年を迎えられることを願いたい」と話していた。

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