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安全運転の徹底を呼び掛け

本紙掲載日:2022-12-09
3面
延岡署と佐伯署による合同キャンペーン(3日、道の駅北川はゆま)

延岡署と佐伯署が合同キャンペーン−道の駅北川はゆま

 延岡署と大分県警佐伯署は3日、延岡市北川町「道の駅北川はゆま」で交通安全を呼び掛ける合同キャンペーンを実施した。「冬の交通安全県民総ぐるみ運動」(12月1日〜10日)の一環。

 両県警のほか、延岡地区交通安全協会、同協会佐伯支部、延岡市企画部地域・離島・交通政策課など約30人が参加して実施。

 長距離運転の注意事項をまとめたチラシや反射材のたすき、眠気覚ましになるガム「注意んガム」など6点のグッズを配布し、事故防止を呼び掛けた。駐車場では白バイやパトカーの展示も行われ、幅広い年代の人たちが試乗と記念撮影を楽しんだ。

 キャンペーンは午後から、大分県佐伯市「道の駅宇目」でも行われた。

 延岡警察署の松尾工交通官は「延岡署管内での交通死亡事故は、今年1月に1件、昨年も年末に2件発生している。全国的に見ても、年末は交通事故の発生件数が増加傾向にあるので、(合同キャンペーンを通して)いま一度市民に安全意識の高揚を呼び掛けたい」と強調。

 佐伯警察署の二宮伸弘交通課長は、佐伯署管内の事故状況について「人身事故、死者、負傷者のいずれも前年より増加しており、由々しき事態として受け止めている。延岡市と佐伯市は国道10号、国道326号、東九州自動車道と、スピードの出やすい道で隣接している。12月は日没が早いので、早めのライト点灯などとも併せて、広く市民への意識付けにつなげたい」と話した。

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