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骨折予防モデル化目指す

本紙掲載日:2022-11-23
3面
「延岡骨折予防プロジェクト(仮称)」のキックオフ会議

延岡でプロジェクト発足

◆骨粗しょう症との因果関係データで分析

 延岡市で産学官連携の「延岡骨折予防プロジェクト(仮称)」が発足し、10日に市役所で発起人によるキックオフ会議が開かれた。各種保険医療データを分析するなどして、これまで難しかった骨粗しょう症の早期発見・早期治療〜継続治療につなげる全国初のモデル化を目指す。

 骨粗しょう症は寝たきりになる主要因の一つでありながら、発見・治療の遅れ、骨折前後の検査や投薬が不十分であること、治療の中断なども全国共通の課題となっている。

 プロジェクトでは延岡市医師会(関連医療機関、市歯科医師会、市西臼杵郡薬剤師会)、疫学研究ワーキンググループ(宮崎大学、国立循環器病研究センター、東京大学)、旭化成延岡支社地域活性化推進グループ、市健康長寿課などが連携。

 各機関が蓄積した通院、治療、投薬といった各種データを統合させて分析し、効果的な啓発▽治療が必要な人をふるい分けるスクリーニングや検査▽骨粗しょう症が疑われる骨折患者への対応手引き▽2次骨折予防対策▽検査・治療漏れのチェック▽骨折リスクに応じた薬剤選択ができる連携▽治療中断の自動チェック機能などの仕組みを構築していく。

 キックオフ会議で市医師会の佐藤信博会長は、日本人は寿命が延びている一方で寝たきりの人も増加しており、その背景には骨粗しょう症に伴う〃骨折のドミノ(連鎖)〃があると指摘。大腿(だいたい)骨近位部(足の付け根)を骨折した人のうち、1年後には約2割が死亡、4割が歩行不能、8割には何かしらの栄養障害があったとの調査結果を報告した。

 その中で、延岡市では国立循環器病研究センターとともに、市が蓄積した各種データの研究が進められ、骨粗しょう症については治療の実態や骨折との因果関係などが明らかになってきたと説明。産学官プロジェクトで課題を解決し、「市民の健康寿命の延伸と医療介護費の抑制につなげていきたい」と決意表明した。

 同プロジェクトは、地域医療体制を守るため2011年に策定された「健康長寿のまちづくり市民運動行動計画」の第2次行動計画(21〜30年)、市と旭化成延岡支社が骨粗しょう症予防を主目的として20年度に結んだ「自分の足で100年歩ける健康長寿のまちづくり」に関する連携協定に基づき立案された。

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