わが社のホープ・日向・細島地区立地企業から（６）

東郷メディキット・金丸由希奈さん

◆医療機器の包装担当−女性が輝ける職場自慢

−−志望理由を聞かせてください。

「小さい頃から医療ドラマが好きで、将来は命に直接関わるような仕事に就きたいと思うようになりました。いろいろ探す中で、医療機器専門メーカーとして確固たる地位を築いている会社が近くにあることを知り、迷わず応募しました。高校卒業後の２０１８年４月に入社し、５年目になります」

−−日向工場勤務ということですが、どんな仕事をしているのですか。

「カテーテル治療に欠かせない『シース』という医療機器を作る部署で、製品の包装業務に携わっています。５人で担当し、製品を入れる袋に異物の混入などないかを調べた後、シース本体の外観チェックをして封をし、最後にもう一度確認をして箱詰めとなります」

−−楽しさ、やりがいを感じるのはどんなときですか。

「お互いの助け合いと忍耐力が求められる作業なのですが、高校まで１０年余り続けたバレーボールで培ったチームワークの精神が生かせてとても充実しています。
やりがいは毎日が真剣勝負ということですね。もし不良品を見落とすようなことがあれば、会社の信用に関わることでもあり、気が抜けません。責任重大ですが、世界の医療に貢献し、ひいては社会全体の健康増進に寄与しているという使命感で頑張っています」

−−会社のいいところを教えてください。

「女性が輝けるというところですね。女性係長職の半数が既婚者であり、主任ポストで頑張っている若い女性も多く、キャリアと子育ての両立が可能な環境が整っています。
また、作業中に気付いたことがあれば、上司に『ここは、もっとこうした方が効率が上がるんじゃないですか』などの提案ができる風通しの良い職場でもあります」

−−どんな社員を目指しますか。

「さまざまな仕事に積極的に挑戦しながら、スキルアップを図りたいです。そして、誰からも『彼女に任せておけば大丈夫』と言ってもらえるような信頼される社員に早くなりたいと思います」

−−東郷メディキットで働きたいと思う方へエールをお願いします。

「最初は分からないことばかりで不安でいっぱいかもしれませんが、周りの先輩方が優しく教えてくれるので安心して働けるようになります。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています」

【プロフィル】門川町生まれ。富島高卒。休日は母親と畑仕事を楽しむ。最近始めたキャンプがマイブーム。