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巨典の−−故郷は遠きにありて思うもの(21)

本紙掲載日:2022-11-04
8面

心が震えた、おぐらのチキン南蛮

◆ふるさとの味覚に感動−大丸福岡天神店「熱いぜ!宮崎展」
延岡市島浦町・満月食堂−「濃厚鯛ほぐれ」にも出合う

 朝夕、随分涼しく、いや、肌寒さを覚える季節になりました。

 朝、ランニングをしていると、あの香りに「ハッ!」とさせられることがあります。そう、キンモクセイの香りです。突然、鼻腔(びくう)に飛び込んでくる鮮烈な香りは、うれしい秋の驚きでもあります。しかし、この秋に私が最高に驚き、感動したのは、ふるさとの「味覚」でした。

 先月、福岡市の大丸福岡天神店で、宮崎のグルメを集めた「熱いぜ!宮崎展」が開かれたのです。今回が2回目ですが、私の担当番組「ももち浜ストア」でも生中継で紹介させてもらったほどの話題性のあるイベントになっているようです。

 日本一に輝いた宮崎ギョーザやスイーツなども人気ですが、今回の目玉は、百貨店初出店の「延岡おぐらのチキン南蛮」。何と会場の一角に、おぐらのおじさんのマークが見えるではありませんか!もう、これだけで感極まってしまいますが、そこはじっと堪えて、15人ほどの行列の最後尾に並びます。すると、私の前に並ぶご夫婦の会話が聞こえてきました。「延岡まで行かんでも食べられるとよー、うれしかね〜」。私も思わず「分かる〜」と無言でうなずきます。

 さて、私の順番が来ました。場内のイートインを利用するか、テイクアウトするかが選べますが、出来立てをいただきたいのでイートインコーナーに移動、しばし待ちます。

 そして、ついに、久々の、感動のご対面です。延岡おぐらのチキン南蛮、ライス付き1500円なり。デパートの催事ですから、やや高めの値段設定かもしれませんが、はるばる福岡まで足を運んでいただいたことを思えば、感謝が勝り気にはなりません。

 さぁ、黄金色に輝くチキン南蛮にナイフが入ると、サクッと柔らかくスムーズに切れます。「胸身軟らか!」。思わず独り言を言いそうになります。

 そして、はやる気持ちを抑えながら口に運んだその瞬間、「ハッ!」とする感動、ではなく、「ハァ〜〜〜〜〜〜!」と。これほどに余韻が長い感動は、ここしばらく味わったことはありませんでした。甘酢とタルタルソースのバランスの素晴らしさは、もはや品格すら感じます。

 福岡によくある「自称チキン南蛮」との格の違いをまざまざと見せつけてくれるではありませんか!

 そして、感動の後は一気呵成(かせい)にたいらげるのみでした。この様子をもしもおふくろが見ていたら、「ちゃんとかまんね!」ときっと叱られたことでしょう。

 大満足でイートインコーナーを出ると、さらに行列が増えています。「巨典さん、おいしかった?」と視聴者の方が話し掛けてくれたので、「心が震えるおいしさでした!」と答えておきました。

 そしてもう一つ、この会場で新しい出合いがありました。延岡市島浦町・満月食堂の「濃厚鯛ほぐれ」。

 「しまうら真鯛(まだい)」を使ったふりかけで、タイの風味がとても良く、そのままおつまみにすると、焼酎が止まらなくなります。これは、私の今年の「おつまみオブザイヤー」に選ばせていただきます。もちろんご飯にもよく合います。

 材料は、マダイ、ゴマと調味料のみ。パッケージデザインも斬新で、売れ行きも好調とのことでした。延岡おぐらという横綱級のブランドに加えて、新しい名物を知ることができたのもこの秋の一日の収穫でした。

 人気のあまり売り切れも続出した、この「熱いぜ!宮崎展」に協力した宮崎県福岡事務所によりますと、「福岡における宮崎グルメの手応えを充分に感じています」とのこと。

 気が早いかもしれませんが、きっと福岡県民は第3回の開催を楽しみにしているに違いないでしょう。さらなる県北グルメの福岡上陸に期待します!
あ〜マジで待ち遠しい!!

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