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いじめ予防授業−尚学館中高の中2年生75人に

本紙掲載日:2022-10-29
3面
講師を務めた渡辺さん

延岡総合法律事務所・渡辺弁護士が講話

 延岡市大峡町の延岡学園尚学館中学校・高等部(柳田光寛校長)で19日、弁護士出前授業があった。講師は、同市桜小路の延岡総合法律事務所の弁護士・渡辺純一さん(43)。「いじめ予防授業」と題して中学2年生75人に向けて講話した。

 渡辺さんは弁護士になるまでの進路や仕事内容を説明した後、いじめについて話した。法律で定められているいじめの定義から「受け手が笑っているからいじめではないと判断するのは主観的な考え方。いじめかどうかは受け手がどう思うかによる」と話した。

 また、いじめが許されない理由をコップ(=いじめに耐える心)と水(=不快な気持ち)に例えて説明。「最後の1滴の水が、生きていくことができないと思わせてしまう強い打撃になる可能性がある」と話した。

 その後、中学生がいじめを苦に自殺した「葬式ごっこ事件」を紹介。事件から8年後に当時の同級生がインタビューで語った思いを朗読。「いじめに積極的に関与していない人も傷つけることになる」と強調した。

 甲斐仁清さん(14)は「弁護士の仕事を知って弁護士の大変さが分かった。いじめは小さなことでも積み重なると相手を死に追いやることが分かった。相手に発言するときは、この言葉を言っていいのか考えながら話したい」と話した。


◆いじめ対策の専門書に執筆−延岡総合法律事務所の渡辺純一弁護士

 「学校のいじめ対策と弁護士の実務予防・初期対応から第三者委員会まで」=写真=。がこのほど、青林書院(東京都文京区)から出版され、延岡市桜小路の延岡総合法律事務所の弁護士・渡辺純一さん(43)も共同執筆者として参加した。

 同書はいじめ防止対策推進法の運用をめぐって、学校現場で生じている疑問や衝突の中で苦悩する学校現場に向けたメッセージの書。弁護士と研究者が連携し、事例に即して考えるスタイルで編集されている。

 編集代表は日本女子大学教授の坂田仰氏。編集委員5人、執筆は弁護士、研究者の43人。「未然防止」「早期発見」「いじめ初期対応」「いじめ重大事態対応」など5章構成。執筆者がそれぞれ分担して書いている。

 渡辺さんは、「被害者が先に加害者に加害行為をしていた場合」の項目の中で「弁護士としての具体的取り組みと留意点」について双方の取り扱い、対応の方法を例を挙げて解説している。

 同書は全418ページ。定価は5200円プラス税。

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