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地震・津波想定し避難訓練

本紙掲載日:2022-10-27
8面
避難所に向かう土々呂幼稚園の園児たち
保護者も同行し、園児の引き取り方などを確認した

保護者への引き渡し確認−土々呂幼稚園

 延岡市の認定こども園「土々呂幼稚園」(市來千代子園長、98人)はこのほど、地震と津波を想定した避難訓練と保護者への引き渡し訓練を実施した。0歳から年長児までの園児94人とその保護者が参加。0、1、2歳児は台車で、3歳児以上は手をつないで櫛津神社の裏山(海抜約20メートル)に避難し、保護者への園児の引き渡し方を確認した。

 櫛津神社の裏山は、震度4以上の地震が発生した際の同園の緊急避難場所の一つ。園から徒歩15分ほどの山中に位置し、マスクや簡易トイレ、おむつなど衛生・生活用品を備蓄した倉庫があるほか、災害時は雨風をしのげる大型のテントも設置し、2日間は生活することができるようにしている。

 訓練は地震、津波発生の想定で、園児は不安そうな表情を浮かべながらも、職員らとともに避難場所へ。しばらくすると、年齢が下のクラスから順に保護者も到着し、事前に園に提出していた「緊急時引渡カード」と共に、園児を引き取っていった。

 同園では毎月、避難訓練を行っているが、保護者も参加しての訓練はここ数年、実施できておらず、避難所の所在を知らない保護者も多かったという。

 福永ゆまちゃん(4)を迎えに来た父親の雄太さん(36)は「避難所に来たのは初めてだったが、思ったよりも高い場所にあって良かった。後ろから見ていたが、子どもたちが率先して避難していて、親としても一安心」と話していた。

 また、園児が帰った後は、市議会議員の上杉泰洋さんら関係者と反省会も実施。山特有の湿気で足を滑らせる恐れがあることや防災グッズが腐ることはないか、虫よけ用のグッズをより多く備蓄するべきでは、などといった意見を出し合い、今後の糧とした。

 市來園長は「災害はいつ起こるか分からないので、普段からこうした訓練で慣れておくことが大切。園児たちも立派に避難できていた」と振り返り、「反省点は今後の訓練に生かしていく。園としてはなるべく子どもたちに恐怖を与えない方法を模索していきたい」と話していた。

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