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静岡ブルーレヴズ、延岡キャンプイン−ラグビー

本紙掲載日:2022-10-25
3面

延岡出身堀川監督−日本一の足掛かりに

 延岡市出身の堀川隆延監督が率いるラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(本拠地・静岡県磐田市)が24日から延岡キャンプに入った。

 延岡キャンプは前身のヤマハ発動機ジュビロ時代を含めて4回目。堀川監督は旧延岡東高出身で、西階陸上競技場の環境、芝生の整備状況などを気に入ったこともあり、2019年に延岡キャンプを実現させた。

 今回のキャンプは12月17日に開幕予定のNTTジャパンラグビーリーグワンに向けての強化が目的。チーム戦術を選手に認識させ、攻撃の精度を上げるのが狙い。そのため、スタミナ強化などの体力トレーニングは軽めにするという。

 初日の午前中は、選手46人がスピード強化などのトラックトレーニングやウエートトレーニングで軽く汗を流した。

 合宿ではチームをポジションごとに二つに分けて練習を行い、一人一人の競争心をあおってレベルアップも図るという。

 午前の練習後には、桝元のキッチンカーが会場に訪れ、激励品の辛麺を振る舞った。選手たちはおいしそうに食べて午後の練習への英気を養っていた。

 奥村翔主将(FB・WTB)は「延岡は人が温かく、帰って来た感じがある。一日一日を大事に戦術やセットプレーなどを強化して(延岡合宿を)日本一のプロセスにしたい」と意気込んだ。

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