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県北唯一の専門店−「ケ・コロール画材」

本紙掲載日:2022-10-24
3面
11月末で閉店する「ケ・コロール画材」と、店主の河野二巳雄さん(6日、延岡市平原町)

惜しまれつつ−11月30日に閉店

 県北唯一の画材専門店として長年、地域の愛好者に親しまれてきた延岡市平原町の「ケ・コロール画材」が11月末、惜しまれつつ閉店する。

 店主の河野二巳雄(ふみお)さん(68)によると、前身は同市中央通3丁目にあった画材専門店「伊東屋」。跡継ぎを探していたところ、文具の卸売業者として出入りしていた河野さんに声が掛かり、1983(昭和58)年、30歳の時、経営を引き継いだ。

 当時から県北唯一の画材専門店で、引き継いだ当初は苦労もあったと言うが、「地域から画材店の灯を消したらいかん」と、延岡アートクラブの会員ら愛好者が支えてくれたという。

 37歳の時、現在の場所に移転。併せて、店名を「ケ・コロール画材」に改めた。「ケ・コロール」はスペイン語で「何色ですか?」を意味する。同市で活動していた画家・近藤庸矢さん(93)=日向市出身、宮崎市在住=に名付けてもらった。

 絵の具、筆、スケッチブック、キャンバス、額縁など愛好者向けの画材のほか、学校用の美術教材も扱ってきた。

 また、規格外の作品の額装をはじめ、展示会場への作品搬入や展示後の作品搬出も請け負い、画材専門店ならではのサービスで、特に高齢の愛好者から頼りにされてきた。

 ところが今秋に入り、画材の仕入れ値が大きく値上がり。体力に自信がなくなってきたことも重なり「決断のしどころかな」と閉店を決めた。インターネットを使って画材を購入する愛好者も増える中、「これも時代の変化でしょう」と語る。

 気掛かりは、これまで請け負ってきた作品の搬入搬出について。作品が大きく重たい場合や、展示会場が遠方の場合など、一部の愛好者から「今後どうすれば良いのか」と不安の声が寄せられているという。

 「とても申し訳なく思う」と河野さん。閉店後は、妻と綾町に移住する計画だが「何か困ったことがあったら声を掛けてください。綾町からすっ飛んで行きます」。

 現在、在庫処分セールを実施中。問い合わせは同店(電話延岡32・2064、日曜日定休)。

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