夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
◆当人が知らぬ間にネット口座開設申請
JA延岡東延岡支店長芝村さん「おかしい」とストップ−延岡署が署長感謝状
延岡警察署(黒瀬信太郎署長)は29日、当事者らが知らない間に不正にネットバンキングの口座が開設されたことに気付き、被害を防いだとして、JA延岡東延岡支店の支店長芝村富士美さん(54)に署長感謝状を送った。贈呈式は署長室で行われ、代理で澤田栄二副署長が感謝状を手渡した。
芝村さんは12日、市内の80代男性のネットバンキングの開設申請が9日付で同支店に申し込まれていることを確認。開設理由などを聞くために、男性宅を訪ねたところ、40代の娘ら家族が「開設した覚えはない」と話したことから、犯罪被害に遭っている可能性が高いと判断したという。
不審な電話がなかったかを家族に聞くと、9日に市役所職員を名乗る男から「還付金の未払いがある。銀行の口座に振り込むので、どちらの口座をお持ちですか」といった内容の電話があり、JAに口座があることを伝えていたという。その後にJA職員を名乗る男から電話があり、父親の口座番号と暗証番号を教えてしまっていたことが分かった。
このことから、芝村さんはこの口座開設が本人も知らない「不正口座開設」と確信。すぐにJA延岡本店に報告し、ネットバンキング口座開設申請を却下し、口座を凍結して、被害を未然に防いだという。
澤田副署長は「少しでも対応が遅れていたら、ほぼ確実に金銭被害が発生していた。迅速な対応に警察としても本当に感謝している」と謝辞。
芝村さんは「常日頃からやっている対応をしただけ。被害を未然に防げて良かった」と振り返った。ネットバンキングは、口座番号などが分かれば、他人でも開設できることから、芝村さんは「ネットバンキングは便利になった分、危険もある。市役所や銀行の職員が、電話で口座番号を聞くことは〃絶対〃にないので、口座番号や暗唱番号を安易に他人に教えないことを徹底してほしい」と呼び掛けていた。
◆未然に防いだ3人−日向署が署長感謝状
日向警察署(梅原守署長)は28日、詐欺事件の被害を未然に防止したとして、ファミリーマート日向江良町店のアルバイト黒川玲加さん(31)と門川郵便局課長の川原裕一さん(55)、主任の吉永幸恵さん(50)の3人に署長感謝状を贈った。日向市の50代女性と延岡市の50代女性をそれぞれ被害から守ったという。
◇ロト7の当せん金受け取るには電子マネー
ファミマ日向江良町店・黒川さん違和感覚え止める
黒川さんは、日向市の女性にロト7が当せんしたとの通知があり、当せん金を受け取るために必要なビットキャッシュ(電子マネー)を購入しようとして来店したことで気付いたという。
女性の携帯電話にショートメールが届いたのは8月11日。「ご当せん結果報告、有効期限24時間以内」などと書かれており、添付されたURLに接続したところ、「見事ロト7に当せんし、当せん金は4200万円でそのうち1500万円を受け取る権利があります」などと表示された。手続きを進めると「当せん金を受け取るには3000円分のビットキャッシュ決済が必要になりました」と指示された。
翌日、女性がファミリーマート日向江良町店に来店。頻繁に携帯電話を見ながらビットキャッシュを購入しようとしたため、違和感を覚えた黒川さんが、女性に詐欺の可能性があることを伝え、110番通報し、被害を免れた。
黒川さんは、「どうやって使うか、カードの種類も把握していなかったので、詐欺だと思った」と振り返り、「まさか目の前で(詐欺被害が)起こっているとはと驚いた。防げてホッとしている。被害者が一人でも減って良かった」。
◇海外送金を断念させる−門川郵便局店長と主任・川原さんと吉永さん
門川郵便局の川原さんと、吉永さんが防いだ延岡市の女性は海外へ送金するために口座送金しようとして詐欺だと気付いた。
女性はSNSで知り合ったアメリカ人を名乗る相手から、90万円を海外の口座に送るよう指示を受け、8月19日に門川郵便局に来局。対応した吉永さんが海外の口座に高額を送金することを不審に思い、送金理由を尋ねて詐欺の可能性が高いとして川原さんに相談。2人で女性に対応し送金を断念させ、110番通報した。
吉永さんは7年前も振り込め詐欺を未然に防いでおり、「ご本人に話を聞いても2転3転していた。詐欺ということは明らかだった」という。しかし、女性に被害に遭っている認識がなかったため、川原さんが「会ったことはありますか」「送金したらお金は戻ってきませんよ」などと懇切丁寧に対応し振り込みを思いとどまらせた。
「(ATMでなく)窓口で対応できたことがよかった。詐欺が身近にあることを身をもって体験した」と川原さん。吉永さんは「日ごろからしっかり話を聞くことは意識している。いつ何時起こるか分からない。さらに気をつけたい」と話した。