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ミャンマーの日常撮った写真展

本紙掲載日:2022-07-01
7面
来場した興梠さん(左)に写真について説明する富山さん
展示されているミャンマーの民芸品

7日まで延岡・極楽寺


◆「いつかまた平和に」

 「ミャンマーを忘れない写真展」が7日まで、延岡市土々呂町の極楽寺で開かれている。同国と延岡は経済交流が深まりつつあったが、コロナ禍と昨年2月にミャンマーで起きた政変のため中断。交流の橋渡しをしたJICA九州宮崎県北地域国際協力アドバイザーの富山隆志さん(69)=同市緑ケ丘在住=が写真展を企画した。入場無料。開場は午前11時〜午後5時。

 ロシアのウクライナ侵攻以降、ミャンマーに関する報道は減っているが、現地と毎日のようにやり取りしている富山さんによると、今も民主派が弾圧され、山間部でゲリラ戦が続いているという。

 2014年に始まった延岡との交流では、研修生と関係者150人超が訪れ、市内の協力者宅にホームステイした。同寺(柳田泰宏住職)もその一つだ。

 写真展は本堂で行われており、富山さんが14〜19年に撮影した33点と現地の民芸品、延岡との経済交流の中で生まれた製品などを展示している。

 写真は、金色に輝くパゴダ(仏塔)など観光地のほか、おしろいに似ているが宗教的な意味もあるという「タナカ」を頬に塗った女性、イラワジ川で洗濯をしている母親と子ども、マンダレー市の通勤通学風景、ヤンゴン川の水上交通の様子など、平和だった当時の日常の風景を伝えている。

 富山さんの元には、研修生のその後を心配する声が多くのホストファミリーから届き、それが、写真展開催のきっかけになったという。

 14、16年に1人ずつ1週間受け入れた興梠孝代さん(72)=桜ケ丘=は「14年に来た団長さんはヘビースモーカーで、『うちはどこでも吸っていいよ』と言ったら、ガッツポーズした。16年に来た女性は、靴を作る工場の責任者で、私の足を丁寧に採寸して帰り、作ってくれた」と懐かしみ、「2人は元気と聞いているが、多くの人が亡くなっており、つらい。ミャンマーのことを忘れることはできないが、祈ることしかできない」と目を潤ませた。

 富山さんは「ウクライナも含め、その国の人々がどんな生活をしているのか、どうすれば幸せに暮らせるようになるのか、民間の私たちに何ができるかを考える機会になれば」と願う。「平和なミャンマーが、いつかまた戻ってくる。それを信じたい」

◇3日にトークイベント

 3日には、同会場でトークイベントが行われる。午後3時から柳田住職による祈りと講話。同4時から富山さんが交流について話す。

 また、17日午後1〜4時、日向市日知屋の英語塾サンシャインアカデミーでも写真展を行う。

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