２年連続「特Ａ」副知事に報告
本紙掲載日：2021-03-31
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米の食味ランキング
◆県北の関係者「３年連続目指す」−県庁
日本穀物検定協会の「２０２０年度産米の食味ランキング」で、地元産米が最高評価の「特Ａ」に２年連続で輝いた県北地域の関係者らが２３日、県庁を訪れ、郡司行敏副知事に快挙を報告した。
同ランキングでは、西北山間（高千穂、日之影、五ケ瀬、美郷町、椎葉、諸塚村）と霧島（都城、小林、えびの市、高原、三股町）のヒノヒカリが最高評価の「特Ａ」を獲得。両地域とも昨年に続く特Ａ評価で、県産米が２年連続で最高ランクに選ばれるのも初となった。
このうち、西北山間地域からはＪＡ日向ひむか米振興会協議会の甲斐秀徳会長が田中秀俊美郷町長らと来庁。郡司副知事に特産米を贈り、「特Ａに輝いたことは中山間地域の農業にとって大変心強い。次は３年連続を目指して消費者が喜んでくれるおいしい米を作り、生産者に還元していきたい」と力を込めた。
郡司副知事は「ウンカの発生など米作りには厳しい年だったが、命を懸けた努力の重みを感じた。２年連続と、２地域の産地で特Ａが取れたことは宮崎の米がおいしいという証で、うまく販売拡大につなげてほしい」と激励。今月末の退任を前に、「この上ないプレゼントになった」と喜びを分かち合った。