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県職員3人が受賞−第20回野口賞

本紙掲載日:2020-10-27
1面

本賞は第4回以来3件目−授賞式は11月19日

◆産業振興奨励賞・清水製作所宮崎

 延岡市の野口遵顕彰会(吉玉典生会長)は26日、第20回「野口賞」の選考結果を発表した。「野口賞」には県工業技術センター材料開発部副部長・山本建次氏(47)と同専門主幹・清水正高氏(63)、県商工観光労働部企業振興課技術支援担当主査・雹蛙晋禹瓠複械掘砲髻◆峪唆反橋従励賞」には清水製作所宮崎社長・森木信一氏(58)を選んだ。野口賞の受賞は第4回以来3件目。

 野口賞を受賞した山本氏、清水氏、雹鎧瓩慮Φ羈発名称は、「水溶性物質を油に疑似溶解したナノ粒子分散体の沸騰脱水製造法発見と商品化」。

 選考理由に、.淵領鎧卻散体の沸騰脱水製造法は、ナノ粒子を油の中で効率的に製造する世界初の技術であり高く評価する△海竜蚕僂和進面で注目されており、すでに化粧品製造に実用化されていて、今後さらに医薬業界などでも活用されることが期待されているなど、技術性の高さを評価する収益面において化粧品として実用化されていて2019年度の売上高が1・8億円を超えており、今後さらに伸びることが大いに期待できる―の3点を挙げた。

 産業振興奨励賞の森木氏の研究開発名称は「2・5次元シミュレーション技術を活用した、耐圧・薄肉製品製作用リングプロジェクション溶接の高度化技術開発」。

ヾ往のプロジェクション溶接技術、シミュレーション解析技術を発展させて、リングプロジェクション溶接とそれに特化したシミュレーションを、また、新たに電極技術を開発するなど、高度化技術を確立した点を高く評価する

▲螢鵐哀廛蹈献Дション溶接の技術は他にも類似のものがあるようだが、特徴としての2・5次元シミュレーション技術で形状条件を最適化できる点、すでに自動車やスーパーコンピューター内の冷却水配管の実用化にもつながっている点などを評価した。

 野口賞は、旭化成の創業者で国内の電気事業界、化学事業界の先駆者でもある野口遵の後に続く事業者や事業を県内で育成しようと、顕彰会が01年に設けた。今年は4件の応募があり、10月に選考委員会を開き、濱井研史旭化成延岡支社長、小林宏史野口研究所理事長ら5人の選考委員が、創造性・技術性・社会性・収益性・適合性の5項目で厳正に審査した。

 授賞式は11月19日午後5時から、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で開かれる。野口賞には100万円、産業振興奨励賞には50万円の賞金が贈られる。

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