指定管理者公募−選定方法を変更
本紙掲載日：2020-09-01
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延岡市が意見募集
◆一体的に管理−文化センター、野口遵記念館
延岡市は、今年度で指定期間が終了する延岡総合文化センター（東浜砂町）と２０２２年１１月に開館予定の野口遵記念館（東本小路）の次期指定管理者について、両施設を一体的に管理することを前提に公募することを決め、選定方法案をまとめた。７日まで市民の意見を募っている。
両施設は現在、公益財団法人のべおか文化事業団が運営している。これまで、文化芸術の振興に関する専門性などから非公募だった。
しかし、県や全国の公立文化会館の多くが指定管理者を公募しており、競争原理によって市民サービス向上が見込めることから選定方法を変更した。
公募にあたり、指定管理者が交代した場合の対応として、同管理者職員の雇用と「のべおか『第九』を歌う会」「延岡フィルハーモニー管弦楽団」など文化活動団体の支援継続を審査項目に含めた。
両施設の一体的管理に関して市は、文化センターの大ホール（１３０６席）、小ホール（２８７席）と中ホールの位置付けとなる野口遵記念館（６７５席）を一括管理することで、市民に対して適切なアドバイスができるなどとしている。
選定方法に対する意見募集は、市内に居住または在学・在勤する人が対象。住所、名前、年齢を記入し、市教育委員会文化課（市役所南別館）に持参または郵送、ファクス、メールで提出する。郵送は７日消印有効、持参とファクス、メールは同日午後５時まで。
資料は市のホームページや総合支所、市立図書館、駅前複合施設「エンクロス」などで見られるが、新型コロナウイルスの感染状況によっては縦覧できない場合もある。
問い合わせは文化課（電話延岡２２・７０４７）。