ＪＲ九州・大型連休、利用客８割減
本紙掲載日：2020-05-11
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日豊線・コロナ禍の特急運休影響
ＪＲ九州は７日、大型連休中（４月２４日〜５月６日）の利用状況を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のために一部特急列車を運休した影響などで、日豊線・南延岡―宮崎間の利用者数は前年比８４％減の約５８００人だった。
宮崎総合鉄道事業部によると、不要不急の帰省や旅行、県をまたいでの移動を避けるよう要請があったことを踏まえ、期間中は県内の特急列車７８０本中４２９本を運休。特に５月２〜６日はすべての特急を運休した。
これにより、南延岡―宮崎間は前年の約３万７４００人から約５８００人に大きく減少。宮崎―都城間も約２０００人で、前年の約２万４千人から９０％減った。両区間を合わせた利用客は７９００人（前年５万７７００人）で８６％の減少となった。
また、日南線で運行する観光特急「海幸山幸」は期間中すべて運休。バスと連携して宮崎―福岡間を結ぶ「Ｂ＆Ｓみやざき」の利用客は６００人（前年７８００人）にとどまった。