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99回目の土々呂流れ灌頂

本紙掲載日:2017-08-17
1面
大勢の人が特設の桟橋から灯籠を流し、先祖の霊を慰め、見送った

海に灯籠、桟橋から見送る−延岡

 延岡市土々呂地区の盆納めの行事「土々呂流れ潅頂(かんじょう)」が16日、土々呂漁港で行われた。故人の名前が書かれた灯籠を特設の桟橋から海に流し、み霊を供養した。

 土々呂慰霊講(吉永清会長)が市仏教会と協力して毎年実施しており、今年で99回目。漁業も盛んな同地区では、先祖供養と共に食べ物として頂く魚の供養としても行われている。

 地元の極楽寺(柳田泰宏住職)を中心に延岡市仏教会11人の僧侶がさまざまな宗派の経を読み法要を営んだ。参加した人たちは、焼香して先祖を供養し、穏やかな波に揺られる灯籠を見送った。

 吉永会長は「仏教の行事に関心が無くなってきた中で、これほど多くの人に集まっていただきありがたい」。来年は100回の節目の年で「より一層盛り上がる催しを考えています」。極楽寺の柳田住職は「自分の努力と周りの協力、影ながら支えてくれている人を忘れずに、地域の輪を広げてこれからも続けていきたい」と話していた。

 この日は、龍潮太鼓「鼓衆」の演奏や抽選会の催しもあり、多くの家族連れを楽しませていた。

◆8月18日、延岡市仏教会の流れ灌頂

 延岡市仏教会(野中玄雄会長)の「流れ灌頂(かんじょう)」は18日午後7時から、亀井橋下流の五ケ瀬川右岸河川敷で行われる。

 会場では同仏教会各寺の住職が読経法要、首藤正治市長や清本英男市商工会議所の弔辞がささげられる。

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