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「SDGsは全人類のミッション」

本紙掲載日:2022-07-11
6面
SDGsをテーマに行われた難波裕扶子さんの講話

難波さん(シンク・オブ・アザーズ代表)が講話−富島中

 日向市立富島中学校(田中裕久校長、442人)は6月24日、同校体育館で3年生152人を対象にSDGs(国連の持続可能な開発目標)をテーマとした講話を実施し、全世界で進められている取り組みなどについて理解を深めた。

 九州でのSDGs啓発の草分け的存在で、県環境保全アドバイザーや県総合計画審議会委員なども担う難波裕扶子さん(日向市、シンク・オブ・アザーズ代表)がSDGsについて解説。「きょうは何も覚えなくていいので、感じてください」と話し始めた。

 難波さんは、国内で最高気温が40度を超えたり豪雨災害が頻発したりするなど、近年の身近な異常気象への不安を生徒と共有。人類が石炭を使い始めてから増加を続ける地球の人口は現在の78億7500万人から、2050年には98億人を超えるとの推計を紹介した。

 その上で、世界の資源消費量を「現代人は地球が1・7個必要な暮らしをしていて、0・7個分は未来の子孫から借りている」と説明。一昨年は「8月22日に地球1個分を使い切った」計算で、昨年はさらに早く「7月29日だった」と指摘した。

 一方、世界中の人が日本人と同じ生活を送れば地球2・9個分、米国人並みだと5個分もの資源が必要になるとして、経済大国が地球環境に与えている影響の大きさを報告。アフリカを中心に、世界には戦争や飢餓のため5歳まで生きることができない子どもが大勢いることなど、国や地域によって大きな貧富の格差がある現実を伝えた。

 これらを踏まえ、難波さんはSDGsが「ずっと続く持続可能な世界をつくること」を目的とする「全人類のミッション」だと説明。15年9月に国連本部で採択され、反対国はなかったとして、生徒もその一人であることを訴えた。

 講話に続き生徒たちは3〜4人ずつのグループで、自分たちが取り組みたいSDGsの活動について意見交換。同校はSDGs教育に取り掛かるきっかけとして今回の講話を企画したといい、「解決方法を提言する活動を通して、多面的なものの見方や情報の分析能力を養っていきたい」としている。

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