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愛らしく海面泳ぐ−カンムリウミスズメ

本紙掲載日:2024-03-26
6面
船上からカンムリウミスズメを観察する参加者
仲良く一列に並んで海面を泳ぐカンムリウミスズメ

門川町で観察会

 門川町の枇榔(びろう)島を繁殖地とする国の天然記念物カンムリウミスズメの観察会が23日、枇榔島が浮かぶ門川湾沖であった。繁殖時期に合わせて同町が毎年企画。県内外から33人が参加し、海面を泳ぐ愛らしいカンムリウミスズメを船上から観察した。

 カンムリウミスズメは全長約24センチ、体重約160グラムの小型の海鳥で、背面は黒色、腹面は白色。頭に冠のような黒色の飾り羽を生やし、同町のマスコットキャラクター「かどっぴー」一家のモデルになっている。

 枇榔島はカンムリウミスズメの世界最大の繁殖地とされており、例年12月下旬から飛来し、翌年5月中旬にかけて産卵、ふ化する。

 今にも雨が降り出しそうな、あいにくの天気となったこの日、参加者は3船に分かれて庵川漁港を出港し、宮崎野生動物研究会の研究者から説明を受けながら約1時間半、船上から海面を泳ぐカンムリウミスズメを観察した。

 波が高かったため「せめて1羽だけでも見られたら」と出港時の期待は薄かったが、いざ沖合へ出てみると2〜12羽ほどの群れをいくつも確認。

 仲良く一列に並んで泳ぐ姿や、苦手とされる飛ぶ姿も観察でき、そのたび参加者は双眼鏡やカメラを向け、カンムリウミスズメを驚かさないよう、静かに観察したりシャッターを切ったりして、その愛らしい姿を追った。

 小学校の春休みを利用して父親と参加した東京都の小学4年生、宮本悠生さん(10)は「野鳥好きなので、すぐに申し込んだ。こんなにたくさん、こんなに近くで見られるとは思っていなかった。カンムリウミスズメは想像していたよりも小さかった」と話した。

 同研究会の副理事長で、枇榔島のカンムリウミスズメの生態を長年研究している中村豊さん(72)は「まるでペンギンを小さくしたようなカンムリウミスズメの愛らしさを間近に感じてもらえたのでは。今後もこのような観察会を通じ、より多くの人にカンムリウミスズメについて知ってもらいたい」と話した。

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