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三木さん(日向)少年補導栄誉銀章

本紙掲載日:2022-07-08
2面
2022年度少年補導功労者表彰伝達式の出席者。(左から)三原健生活安全部長、銀章を受けた三木さん、佐藤本部長、金章を受けた北嶋さん、後藤会長

非行防止、健全育成に尽力−県警本部で伝達

 2022年度少年補導功労者表彰の伝達式が6月30日、県警本部であり、少年補導栄誉銀章を受けた日向市幸脇の三木修一さん(73)が佐藤隆司本部長から賞状、県少年警察ボランティア連絡協議会の後藤寛明会長からメダルを受け取った。

 三木さんは、2000年に県警本部長から少年補導員の委嘱を受けて以来、約22年間にわたって子どもたちが非行や犯罪に「手を染めないように」との思いで祭りでのパトロールなどに取り組み、少年の健全育成に貢献した。

 活動の中で、指導した少年が「警察官になったことを報告に来てくれた」こともあり、こうした成長を見られる場面がやりがいとなり「続けられた」という。12年からは日向地区少年補導員連絡会の会長を務め、今でもその任を全うしている。

 今回の表彰に「(同連絡会の)会員を代表して受け取ったと思っている」と謙遜。今後は「子どもたちがネット犯罪に巻き込まれないよう、スマホやパソコンメーカーと連携して活動していきたい」と話した。

 少年補導功労者表彰は、少年の非行防止や健全育成活動に尽力し、功績があった人に贈られる。22年度は三木さんのほか、宮崎市の北嶋宗雄さん(82)が少年補導栄誉金章を受賞。全国では47人が金章、94人が銀章を受けた。

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