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生理用品寄付用ボックス一新

本紙掲載日:2024-04-19
2面
なないろ教室の子どもたちが絵を描いた回収ボックス
コープみやざき北小路店に設置された回収ボックス。明るいデザインが目を引く

子どもたちの絵をデザイン−延岡市「幅広く関心持つ機会に」

 生理用品を必要としている人たちに無償で提供している延岡市は、市内に設置している寄付用の生理用品回収ボックスを一新した。子どものアトリエなないろ教室(大貫町)の子どもたちが描いた絵がデザインされており、「幅広い人が関心を持つ機会になれば」と期待している。

 市は2021年6月、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、家庭環境や経済的理由で、生理用品が購入できない女性の存在が全国的に顕在化したことを受け、無償提供を始めた。

 同時に、市役所のなんでも総合相談センターと市男女共同参画センターに回収ボックスを設置。少し遅れてコープみやざきの協力を受け、北小路店と浜町店にも置いた。計4カ所で市民に未開封の生理用品の寄付を呼び掛け、災害備蓄用の生理用品を配布し終わって以降は、市民の善意によって無償提供の形を継続させてきた。

 今回、回収ボックスを一新させた背景には、寄付の数が減ってきていることがある。

 設置当初は、さまざまな団体から寄付が寄せられるなど反響が大きかったが、年々、その数は減少。市企画部男女共同参画推進室によると、22年度は763パックだったのに対し、23年度は493パックにとどまった。

 一方、なんでも総合相談センターと男女共同参画センターには毎月、一定数の人が取りに来ており、提供を続ける必要性を実感しているという。

 そこで、「明るく興味を引く存在にしたい」と同教室にデザインを依頼。主宰の酒井美由紀さんが「子どもたちの元気で優しい絵で必要な人に生理用品が届くなら」と引き受けた。

 高学年の子どもたちには趣旨も説明。家の形をした段ボール箱に、レッスンの隙間時間を使って幼児から小学生までの約30人が色を塗ったり、イラストを描いたりしてカラフルなボックスを完成させた。

 「必要な方に届けることができるよう、少しでもご協力いただきたい。生理用品が準備できず、我慢している人たちに笑顔で過ごしてほしいというのが願い」と同推進室。

 最も寄付数が多いコープみやざき北小路店の西村清志店長は「華やかになった」と喜び、「女性を中心にまとめて購入し、入れてくれる客もいる。皆さんすごいなと思います」と話していた。

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