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若者が描く魅力あるまちづくりミーティング

本紙掲載日:2023-11-28
2面
グループに分かれて交流する「若者が描く魅力あるまちづくりミーティング」の参加者ら

12月の政策提言へ、グループワーク−延岡市

 延岡市主催の「若者が描く魅力あるまちづくりミーティング」が、22日から始まった。高校生から34歳までの社会人計18人が参加。全3回開催して意見を交わし、最終日の12月22日に市長へまちづくりの案を提言する。

◆高校生・社会人18人が参加

 3年目となる今回は、都農町で廃校活用や商店街の再生、中学生でつくる「まちづくり部」の運営など、子ども・若者参画のまちづくりに取り組んでいる民間企業イツノマ(中川敬文社長)の進行で、グループワークを重ねていく。

 初回は、まちづくりや地域おこしのコンサルタントとして活躍している中川社長が、小田急線の鉄道博物館と海老名駅を結んで立ち上げたロマンスカーミュジアム、練馬区立こどもの森、廃校を小中一貫校に再生させた長野県の大日向小学校「しなのイエナプランスクール」など、これまで実現させた取り組みを参考事例として紹介した。

 このうち、新宿区では訪日外国人が日本らしさを体験して滞在しながらビジネス発掘の場としても交流できる「インバウンドリーグ」を、高校生が中心となり企画した経緯を報告。延岡市と同規模の上越市では市立水族博物館「うみがたり」を成功させたとして、「延岡に造るのもいいのではないか」と投げ掛けた。

 また、都農町では過疎化が進む中、子どもたちをまちづくりに参画させることで、町にとっては「まちづくりが未来志向になる」「まちづくりの担い手が増える」「Uターンを増やすきっかけになる」などの効果が現れていると説明。子どもにとっても総合的・探究的な学びになり、起動力や多様性が身に付けられていると手応えを語った。

 都農中学校では総合学習で年15時間の「つの未来学」を実施し、商店街再生なども絡めた「都農町ゼロカーボンタウン宣言」を町長に提案。町議会が全会一致で採択し、しっかりと町の施策に反映するためのゼロカーボンU−18議会も立ち上げて、小中学生が議論、提言活動に取り組んでいるという。

 中学生でつくる地域クラブの「まちづくり部」では商店街を花と緑で彩る活動や、誘客イベントも企画・運営して成功。こうした活動が評価され、イツノマが日本まちづくり大賞(日本都市計画家協会)に選ばれたとして、「『延岡がいい』と言ってもらえるように、皆さんのアイデアをたくさん出してほしい」と呼び掛けた。

 この後、参加者は2班に分かれ、イツノマのスタッフも交えて自己紹介。カードをめくって自分の街の好きな施設や風景などを語る「まちカタルカ」なども通して交流した。今後は「遊び」「学び」「仕事」をテーマに意見を出し合い、具体的な市への政策提言案をまとめる。

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