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持続可能な地域づくりとは

本紙掲載日:2023-11-27
6面
脱炭素化へのアイデアなどを発表する6年生
カーボンニュートラル実現に向け自分たちで作った「未来への一歩」を合唱する児童ら

一ケ岡小6年生がアイデア出し合う

 国から脱炭素先行地域に選ばれた延岡市一ケ岡地区の子どもたちが思い描く「未来のスマートコミュニティ一ケ岡」発表会が12日、一ケ岡小学校(木村淳子校長)であり、同校の6年生43人が持続可能な地域づくりのために考えたアイデアを出し合った。

 市はモデル事業(5カ年)として一ケ岡に新電力会社を立ち上げ、住宅や事業所の太陽光発電パネル、省エネ設備、電気自動車導入などを強力に支援。地域内で電力を生み出して蓄え、木材利用も推進することで、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすることを目指している。

 児童らはこれらの事業のほか、学校では人が歩く圧力を利用した発電廊下や人工で光合成できる新型空気清浄機の設置、ノートを廃止してすべてタブレットに切り替えるなどのアイデアを発表。街には地域の人が共同で使えるシェアカーを置いたり、電気車と同じくCO2を出さない水素燃料の公共交通の導入、CO2吸収量の多いオリーブや多肉植物の植栽を進めることなどを提案した。

 一方、今からできることを寸劇で表現し、「節電と、エアコンや暖房の温度設定に気を付けよう」「移動は車を控えて公共交通機関や自転車を使おう」「緑を育て緑を増やそう」「買い物に行くときは必要なものをメモし、(陳列棚からの)手前取りを心掛けて食品ロスをなくそう」「マイバッグを持ち歩こう」と訴えた。

 最後に、自分たちで作詞・作曲した「未来への一歩〜カーボンニュートラルバージョン」を合唱。脱炭素先行地域として目指す2030年度までの温室効果ガス実質ゼロに向け、「幸動、自分のために世界のために、みんなでともにさあ一歩行こう」と声をそろえると、会場を訪れた人たちから大きな拍手が送られた。

 6年生は総合的な学習の時間で脱炭素について学びを深めており、30日からの修学旅行では大分県で「別府グローバル探究プログラム」に参加し、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに現地の留学生と班別研修や、一ケ岡の脱炭素事業について意見交換。別府駅周辺でパンフレットやポスターを活用して、延岡の魅力やモデル地区としてのPR活動を展開することにしている。

 今回の発表会でマスコットとして登場した女の子「ふたば」とオリーブ好きの猫「おりにゃん」のイラストを描いた児童の佐藤怜奈さん(12)は、「カーボンニュートラルの達成は難しいと思っていましたが、みんながちょっとずつ協力すれば実現できると分かりました。モデル地域の指定を受けたことを誇りにして、自分たちも力になりたい」と力を込めた。

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