【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

日本近代登山の父しのぶ

本紙掲載日:2023-11-04
2面
五ケ所高原三秀台ひめゆり公園で行われた「第36回宮崎ウェストン祭」

4年ぶりにウェストン祭−高千穂町

 日本近代登山の父とされる英国人宣教師ウォルター・ウェストン師(1861〜1940年)をしのぶ「第36回宮崎ウェストン祭」が3日、高千穂町の五ケ所高原三秀台ひめゆり公園であった。日英両国旗がたなびく夕刻の秋空の下、登山愛好家や地元住民ら約100人が参列。師の功績をたたえるとともに山岳遭難者を追悼し、山の安全を祈願した。主催は同町、日本山岳会宮崎支部(日高研二支部長)。

 ウェストン師は1888(明治21)年、英国国教会の宣教師として来日。延べ13年間の滞日中、布教活動のかたわらで国内の山を巡った。90年には五ケ所高原から望む祖母山(標高1756メートル)にも登頂している。

 三秀台ひめゆり公園にそびえる記念碑は、1965年の祖母・傾国定公園指定をきっかけに建立され、翌66年に除幕。72年に鐘を取り付けた。ウェストン祭は85年から毎年実施。今年は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに執り行われた。

 式典では、熊本県の高森東学園義務教育学校に通う五ケ所地区出身者4人が献鐘。全員で黙とうをささげた後、地元の田原小学校児童4人と日本山岳会宮崎支部会員2人が碑前に花を供えた。

 その後、甲斐宗之町長が「登山を通して日本の山々や文化を世界に紹介したウェストン師が、日本アルプスより先に、われわれの誇り高き祖母山へ登頂されたことを光栄に思う」。日高支部長が「先人の思いがこもったウェストン祭をさらに盛り上げられるよう、地域の皆さまと一丸で取り組んでいきたい」と式辞。

 来賓あいさつ、詩の朗読に続いて「ウェストン祭の歌」(作詞岡村精一・作曲辻壮一)を合唱し、五ケ所公民館の田上孝生館長による万歳三唱で締めくくった。

 式典後、近くの五ケ所野菜集出荷場で交流会があり、主催した田原地区村おこし推進協議会の吉水寿一会長は「あす(4日)、祖母山に登る方もおられると思う。おいしい料理とお酒で英気を養い、安全に登山に臨んでほしい」と話していた。

その他の記事/過去の記事
page-top