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「地域医療に貢献したい」

本紙掲載日:2023-10-05
2面
ガラス越しやモニターで手術を見学する延岡高校MS科の1年生(延岡共立病院)
赤須院長と質疑応答を交わす生徒たち

延高MS科−延岡共立病院で研修

 医療の道を目指す生徒を応援しようと、延岡市山月町の延岡共立病院(赤須晃治院長)は9月29日までの延べ6日間にわたり、県立延岡高校メディカルサイエンス(MS)科の1年生に向けた見学研修を実施した。

◆赤須院長「ぜひ、一緒に」

 地域医療の最先端で働く医療従事者の姿に触れ、実際の医療現場を体験することで自分の将来像をイメージし、目標を持って日々の勉強に取り組んでもらいたいと、学校側からの要望も受けて実施。「新型コロナウイルスによって子どもたちの教育の場が奪われることがあってはならない」と、昨年も感染対策を徹底して受け入れた。

 1日当たり5、6人ずつが訪れ、各診療科を回りながら、医師や看護師だけでなく医療に携わる多様な職種があることを学習。災害拠点病院として備えた屋上のヘリポートや、明るい気持ちになり実社会へ早く復帰してもらえるよう屋外ベランダに設けているリハビリガーデンなども見て回った。

 また、実際の手術をガラス越しに見学し、執刀医の手元の映像をモニターで観察。職員からそれぞれのスタッフの役割や使われている資機材、手技などについて説明を受けながら、真剣に見守っていた。

 研修後には赤須院長と対面形式で自由に質疑。医師としての喜びや初めて執刀医を務めた時の思い出などを尋ねられ、赤須院長は「私たちの仕事はきつい思いやつらい思いをしている人がいて成り立っている。医療の専門家として、治療するのはもちろんだが、心に寄り添うことを忘れないようにしている」と、思いを語った。

 また、病院には医師や看護師だけでなくさまざまな職種の人が働いていることについて、「現在の医療はすべてが細分化し、それぞれの視点から治療するためとても合理的だし、すべての仕事が必要」と説明。医師に不向きな人を尋ねられると、血を見ることも人と接することもない専門科は多くあり、「興味があるならみんな向いている。医師になった後に選べばいい」などとアドバイスした。

 研修した生徒の椎葉結菜さんは「診療科によって区分(縦割り)されていると思っていたが、患者さんのことを一番に考え、連携し合っていたのが印象的だった」と振り返り、「自分も地域医療に貢献できるよう頑張りたい」と励みにしていた。

 赤須院長は「高校生のうちに、病院にもいろいろな仕事があることを知ってもらいたい」と、研修を積極的に受け入れている理由を説明。生徒たちに向けては「一度、堂々と延岡を出てみて、外から見てほしい。皆さんを受け入れる〃箱〃は用意しておくので、ぜひ一緒に頑張ってくれる生徒さんが出てきてくれれば」と期待を込めた。

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