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結核予防週間、30日まで−過去の病ではない

本紙掲載日:2023-09-28
2面
結核の正しい知識を啓発する延岡市地域婦人連絡協議会の会員ら(イオン延岡店)
結核予防会が配布している「結核の常識2023」

街頭キャンペーン−正しい知識啓発

 結核予防週間(24〜30日)に合わせ、結核予防会加盟の延岡市地域婦人連絡協議会(山口和代会長)や市健康長寿課、県健康づくり協会延岡事業所(延岡保健所内)などは27日、イオン延岡店で結核に関する正しい知識を普及啓発する街頭キャンペーンを実施した。

 結核は過去の病気と思われがちだが、今年の同週間では「いまも1日平均28人が結核と診断されています」を統一標語に現代病であることを強調。予防会は「結核の常識2023」の啓発資料も作成して理解を求めている。

 結核は明治時代から昭和20年代までの間、「亡国病」と恐れられ、1950年代初頭までは年間死亡者が10万人を超えて死亡原因の1位だった。

 医療や生活の水準が向上し、薬で完治するようになったが、国内では昨年だけで1万235人が罹患(りかん)、1664人が命を落としており、現代でも重大な感染症に変わりはない。

 肺結核患者がせきやくしゃみで飛び散った結核菌を直接吸い込むことで感染(空気感染)し、加齢や病気などで免疫力が落ちると、潜伏していた結核菌が再び活動を始め、発病することがある。

 感染してもすべての人が発病するとは限らず、発病しなければ他人に感染させることはない。感染後2年ほどの間に発病することが多いとされているが、数十年後に症状が出る場合もある。

 初期症状は風邪と似ており、たんの絡むせきや微熱、体のだるさといった症状が長く続く。これらの症状が2週間以上続く場合は結核を疑い、早めに受診するのが望ましいという。

 「体重が減ってきた」「何となく食欲がない」「近ごろ、寝汗をかいている」と感じる場合も注意が必要。特に高齢者は症状が出ていなくても毎年、胸部X線検査を受けることが予防や早期発見・治療のために大切だという。

 この日のキャンペーンでも店舗敷地内に県健康づくり協会の胸部検診車(日本宝くじ協会助成金で導入)を設置。40歳以上を対象にした無料の肺がん・結核検診は順番待ちの行列ができていた。同検診は今月28日〜10月10日にも市内各地区で順次計画しており、市健康長寿課が受診を呼び掛けている。

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