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乾しいたけを世界へ−海外輸出挑戦へのアドバイス

本紙掲載日:2023-08-31
2面
海外輸出の取り組みの失敗談や克服の方法などについて話す杉本和英社長

ジェトロ宮崎・杉本商店社長が講演

 日本貿易振興機構宮崎貿易情報センター(ジェトロ宮崎)主催の海外輸出に関するセミナーがこのほど、宮崎市内で開かれた。県内でも有数の輸出実績を持つ乾しいたけ製造卸売・杉本商店の杉本和英社長(49)=高千穂町=が、海外輸出の失敗談や克服した方法などについて話した。

 杉本商店は1954年創業。高千穂地域の生産者から乾しいたけを買い取り、取引先などに卸している。杉本社長は5代目で、2020年3月から社長に就任。安全安心でうま味たっぷりの乾しいたけをもっと多くの人に食べてもらおうと、海外にも目を向ける。

 杉本社長は、海外輸出に取り組むきっかけとして、人口減少など市場が縮小傾向の国内市場に対する不安感から、人口の増加や安全な食料に対する関心の高まり、インバウンド(訪日外国人観光客)やニーズが増加する世界の状況から「外国人、海外に売っていく必要性を感じた」と話した。

 当初は乾しいたけを食べる東アジア地域で販売しようとしたが安い中国産に勝算が低く、次に欧米へ売ろうと考えたが市場がないなどの失敗談を披露する一方で、経験を重ねる中で気付いた高千穂の自然や原木栽培など生産環境、ストーリー性など訴求ポイントを磨き、輸出の拡大につながった経緯を紹介。

 海外輸出に挑戦する上でのアドバイスとして、「常にプランABCDぐらいまでポケットに入れておき、『失敗したら次』ぐらいの気持ちでやった方が良い。ぶつかってきた問題をちょっとずつでも乗り越えてきたから今ここにいる。その経験が次につながる」などと話していた。

 セミナーは、みやざきNPO・協働支援センター会場とオンラインライブ配信で開催。会場には県内を中心に約30人、オンラインは20以上の都道府県から約100人が参加して行われた。

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